裁判を傍聴されたことはありますか?ドラマでしか見たことがないという人がほとんどかも知れませんよね。さて今回は、この裁判の傍聴について取りあげてみたいと思います。傍聴をする際の服装や持ち物などから、傍聴時に注意することをご紹介します。
裁判の傍聴方法
裁判というのは、きっちりと予約しなければならないかと思っていましたが、予約は要りませんでした。平日の大体何処も10時からと思いますが、裁判所に行くことで他に何も考える必要はありません。案外と簡単なんですね。
入門の時には、空港のような手荷物検査と金属探知機を通過するようになっています。ただ通るだけで良いようで問題がなければ10秒くらいで終了です。
さて、そこで当日の裁判一覧のファイル等が置かれているロビーに行きます。それによって時間や部屋の番号や裁判名などを確認しましょう。もう後は、自分が興味を持った裁判の時間になったら、法廷に行くだけとなります。傍聴席は立ち見はありませんので、早いもの勝ちとなります。人の多そうな裁判は、少し早めに行った方が良いですね。
裁判の種類
裁判の種類には、刑事裁判と民事裁判の2種類あります。ここで定義ですが、刑事裁判とは「警察に逮捕さてた人が受ける裁判」、民事裁判とは「誰かが誰かを訴えることによって始まる裁判」となっています。
あるサイトでは、民事裁判よりも刑事裁判の方が初心者にはオススメとなっていました。刑事裁判では罪名が決まっていて、窃盗や覚せい剤などをしたのか、しなかったのか、反省をしているのか、はっきりしているからというのが理由でした。ですが、あまり殺人事件などは聞きたくない気もしますね。ちなみに閲覧できる裁判情報は、罪名と被告人の名前くらいで、詳しい内容はそこには書いてありませんのでご注意を。
民事裁判の場合は、いろいろと難解なことが多すぎて、わかりにくいというのが特徴のようです。また、民事裁判は基本的に書類のやり取りですぐに終わるようなものが多いようです。傍聴に行ったという方の話では、面白くなくて訳がわからないまま終わってしまったという感想が多かったです。なるほどそれだと傍聴するなら刑事裁判の方が良いのかも知れませんね。
傍聴時の注意点
服装
服装は自由です。ただし、法廷内で帽子やニット帽などを被っていると注意されることもあるようです。
持ち物
メモや筆記用具、ノートPCは持って行ってもOK。NGはやはり録音やカメラ撮影です。携帯は電源を切っておくかマナーモードにする必要があります。後は特に持って行くものはありません。
居眠り
何と、裁判官によっては居眠りをしていると退廷を命じられることがあるようです。注意しましょう。
起立のタイミング
起立のタイミングというのがあるんですね。基本的にそこの職員の方が言ってくれるそうです。裁判の開廷時や閉廷時に起立します。何だかドキドキしそうですね。ちなみに途中で退室は原則自由です。静かに退室や入室であれば大丈夫です。
余談ですが、ドラマでよくある法廷シーン。現実もこのようになってるんだなと思っていたら、全く違うということを聞いてがっかりしたのを覚えています。あるテレビ番組で刑事ドラマにあるシーンはほとんど現実的にはないとのこと。裁判シーンも同じなんですね。
あとがき
裁判所も一般の施設と一緒で、土日祝日、年末年始がお休みです。4月の上旬や7月から8月にかけての夏休み期間は、ちょっと休み期間に話題性のために裁判所に行ってみようと思っても、開廷されることが少ないようなので気を付けて下さい。裁判所は中々足を運ぼうとまではいかないかも知れませんが、ご興味を持たれましたら傍聴するのも面白いかも知れません。話のタネになりますよ。
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