子供の夜更かしで生じる悪影響は?夜更かしさせないための賢い12のテクニック。

子供が夜更かししないために…実践したい12のテクニック

夜更かしが子供に様々な悪影響を及ぼすことが分かりました。では、夜更かしさせないためにはどうしたら良いのでしょうか?毎日の生活に取り入れたい12のテクニックをご紹介します。

①まずは早起きする

早く寝ようとするのではなく、まずは朝早く起きることから始めましょう。

②ベランダで日光浴をする(カーテンを開けて朝日を浴びるだけでも)

③朝食にトリプトファンを多く摂る

トリプトファンとは、必須アミノ酸の一種で、セロトニンを作るための原料になります。体内で生成されないため、日々の食事で補う必要があります。豆製品、肉類 牛乳、バナナ、アボカドなどに多く含まれているので、朝食で積極的に取り入れるようにしましょう。

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④日中を活動的に過ごす

屋外に出ることが望ましいですが、室内で手先を使ったり、ご飯をよく噛んで食べるだけでもセロトニンが活性化されます。

⑤お昼寝は3時半までに。長くても3時間以内に切り上げる

⑥ショッピングセンターなど照明が明るいところに夜間子供を連れ出さない

⑦食事は寝る1~2時間前にすませる

⑧お風呂は就寝1時間くらい前に

お風呂に入った直後で体温が高い時は寝つきが悪くなります。入浴の1時間後、上がった体温が下がるタイミングで就寝すると、速やかに入眠することができます。

⑨寝る1時間前にはテレビやゲームを終了する

画面の光が脳を興奮させるので、就寝の直前にテレビを見るのはやめましょう。

⑩寝る前の儀式=入眠儀式として、毎晩同じ行動をとる

着替え→歯磨き→トイレなど同じ順序で寝支度を整えるほか、子供が小さいうちは色々なものにおやすみなさいを言う、絵本の読み聞かせ、アロマを使ったベビーマッサージなどもとても効果的です。

⑪眠る時眠った後は暗くする(豆電球くらいの明かりは問題ありません)

⑫大人も一緒に早寝早起き!

子供に夜更かしする理由を聞くと、「家族が起きているから」という答えが大多数でした。親が夜更かしをする家庭ほど、子供の就寝時間が不規則になるというデータもあります。子供にだけ「早く寝なさい」と言い聞かせるのではなく、ぜひ親も一緒に朝型の生活に切り替えましょう。

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あとがき

睡眠には、子供が健やかに育つための重要な役割があるんですね。早寝早起きは、はじめは大変に感じるかもしれませんが、習慣になればさほど難しいことではないはずです。

実際に、3歳の時に早寝であった人は小学4年生の時も早寝の傾向にあり、遅寝の人は小学4年生の時も遅寝の傾向にあることが、富山スタディで示されており、幼少期からの生活習慣がとても大事であることが分かっています。

昨今子供のための早期教育として、様々な習い事や脳のトレーニングが注目されていますが、まずは人間の基本である「睡眠」を家族全員で見直してみませんか?

お子様の成長期に!【フィジカルB】

参考サイト

・All About

http://allabout.co.jp/gm/gc/379668/

http://allabout.co.jp/gm/gc/301458/

・富山大学大学院 医学薬学研究部 疫学・健康政策学講座

http://www.med.u-toyama.ac.jp/healpro/toyamast/toyamast.html

・都市生活における家族の睡眠の現状

http://www.hayaoki.jp/gakumon/tosi.pdf

・良い脳の育て方ー知力と心を共に育てようー

http://www.hayaoki.jp/gakumon/Word_Narita.pdf

・PRESIDENT

http://president.jp/articles/-/7928

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