プルーンダイエットの効果効能!鉄分や食物繊維が多く便秘解消によい?

前回は、プルーンに含まれる栄養成分、カロリーや、実際に、生のプルーンとドライプルーンのどちらかが栄養価が高いのかも比較してみました。そしてダイエット方法などを解説させていただきました。まだ、ご覧になられていない方はこちらからどうぞ!

プルーンの栄養価やカロリーは?ダイエットに良い食べ方を解説!

そんな、プレーンですがもちろん、ダイエットにも活用することができるわけですが、当然プルーンはダイエット効果だけではありません。むしろ、それ以外の優れた健康効果や効能の方が一般的かと思います。

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そこで、今回は、プルーンダイエットを実践することでそれ以外にどういった効果が期待できるのか?その辺りを詳しく解説させていただきたいと思います。

プルーンダイエットの効果効能について詳しく解説!

さて、生のプルーンとドライプルーンではまるで栄養価が違うというのは前回お伝えした通りです。確かに糖質やカロリーは多いもののドライプルーンの方が栄養価が高いわけです。プルーンをたくさん食べてダイエットに励みたいなら生のプルーンをオススメしますが、そうではなく健康効果も期待したいというのであればドライプルーンの方が良いかもしれません。では、それぞれの栄養素から得られる効果効能について解説しますね。

ビタミンA

ビタミンCとは対照的に脂溶性のため油と一緒に摂取したほうが吸収率を高めることができます。粘膜、皮膚の健康維持、動脈硬化など生活習慣病を予防、抗酸化効果により発がん防止、目の健康維持などの効果がみられます。ビタミンAが欠乏すると夜盲症になりよる目が醜くなることは有名な話ですよね。

けれども、過剰に摂取すると、皮膚の角質化、脱毛、疲労感、発疹、吐き気、頭痛などが懸念されますが、植物性の食品に含まれるのはβカロテンで大量に摂取しても必要な分だけ体内でビタミンAに変換されるため悪影響はあまりないと考えられます。むしろ余分なβカロテンは抗酸化物質として体を守ってくれますのでたくさん摂取してもメリットがあります。

ビタミンE

ビタミンEといえばビタミンの中でも強い抗酸化作用があることで有名です。たとえば、私たち人間は呼吸をしないと生きてはいけません。呼吸をするとその一部は活性酸素になります。それ以外にも日常生活における外部刺激により活性酸素は発生するのです。それを除去したり、老化防止にビタミンEは役立ってくれますので別名若返りのビタミンなどともいわれています。

ナイアシン

ナイアシンはダイエットによいといいますがそれはどうしてでしょう?糖質や脂質をエネルギーとして産生するうえでとても重要になるためです。さらには、アセドアルデヒドを分解するうえで必要なアルコール分解酵素のサポーター、皮膚粘膜の健康維持、正常に脳の神経を稼働させるなど生命活動において重要なビタミンといえます。

ポリフェノール

プルーンには、ネオクロロゲン酸、ヒドロキシクロロゲン酸などの抗酸化作用がつよいポリフェノールがたくさん含まれております。野菜、果物の中でもトップクラスといわれているほどで、活性酸素を制御する能力をCRAC値で示すのですが、プルーンは5770です。ちなみにレーズン(2830)、生ブルーベリー(2400)、ケール(1770)と、その強さが良くわかります。

ビタミンB6

ダイエットをしているのであれば、タンパク質の分解合成を促すため筋肉作りには必要です。また、それだけではなく皮膚粘膜の健康維持においても重要です。

また、神経伝達物質の合成、ホルモンバランスの調整などにも必要なので、欠乏してしまいますと精神的な部分にも影響を与えます。人間を構成するタンパク質全体の合成に重要だと思ってください。

筋肉や皮膚だけではなくホルモン、神経伝達物質もタンパク質なのです。それを考えるとタンパク質の摂取量も重要になります。

カリウム

カリウムは老輩物質や過剰に摂取したナトリウムを体外へ排出するうえで重要なミネラルですので、高血圧症の予防や改善としておすすです。また、筋肉の働きを良くします。特に夏場は水分と一緒にカリウムも失われるため伸縮が上手くいかず痙攣を起こすこともあります。

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赤血球や骨を作る上で必要なミネラルの一つです。また、銅は鉄を体内で利用するための代謝に関係していますので貧血予防において効果を発揮します。そのほか、免疫力の強化、髪の毛や肌の健康を維持、動脈硬化の予防などあらゆるところで必要なミネラルといえます。

プルーンには鉄や食物繊維はそんなにない?

プルーンは貧血予防に効果的だといわれているためでしょうか。鉄がたくさん含まれているイメージが強いのですが実際のところそんなに鉄の含有量は高くはありません。けれども、多少鉄が含まれていることと、銅が含まれているからです。

先ほどの説明からも銅は鉄が体内で使えるようにするための代謝において重要な要を担っているということ。ですので、貧血には効果的なのです。

一方、食物繊維はどうかといえば、ドライプルーンであれば比較的多く100gあたり7.2gです。だからといって便秘解消に良いのでしょうか?というとかなり疑問です。そもそも、ドライプルーン100gも食べるということは相当な量です。

糖分の摂り過ぎで体に悪いです。そこまでの思いをしてでも、所詮は7.2gと一日の推奨摂取量である20gには全く及びませんので、ドライプルーンで便秘を解消できるというのは迷信かもしれませんね。それに、食べてもよい個数というのは1日5個程度なのでそんなに栄養が取れるものでもないのです。

では、どうして、プルーンをたくさん食べると下痢になるというのでしょうか?これは食物繊維が多いからでは?違います。ソルビトールという緩下作用がとてもつよい成分が含まれているためです。なので、便秘の解消にはよいとされています。

なので、あくまでもおやつの代わりに食べるとか、少し小腹がすいたから食べるとか、食事前に食べるなどの活用方法が無難なのです。ケーキやスナック菓子に比べればかなり栄養価も高いので健康にも良いわけです。しかし、やはり食べ過ぎは体を壊すのでその辺の限度はやはり大切になります。

参考文献)
第3章「体重に関わる」 プルーンと女性の健康

プルーンの力

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