バナナダイエットといえばやはり朝ですか?
さて、2008年に「朝バナナダイエット」がとても話題になりましたね。朝ごはんをバナナに置き換えるだけという非常にシンプルなダイエット方法です。きのこダイエット、大豆ダイエット、豆腐ダイエット….いろいろありますが、中には調理が大変なものも多いです。
その点バナナであれば、皮を簡単に剥くことができますのでやりやすいのではないでしょうか。しかし、どうして朝ごはんと置き換える必要があるのでしょうか。別に夕ご飯でも良いような気がしますが…もちろん、夜に食べることにより夕食のカロリー、脂質の過剰摂取を抑えるという点では夜バナナダイエットも有効といえます。
しかし、朝にバナナを食べる理由もちゃんとあります。それは、起床時というのは解毒を行う上で最適な時間帯です。さらにバナナには解毒を助ける効果がございますので、常温のお水と、好きなだけバナナをしっかりと良く噛んで食べるとデトックス効果も期待できます。
ちなみに、デトックスの目安としては、早朝の4時~正午が一番といわれています。朝ごはんはこれから活動を行うためたくさんのカロリー摂取が必要になるという考えもございますが、この時はデトックスに力を使う必要があります。
したがって、脂っこいお肉、魚を食べてしまいますと、それを消化するためにエネルギーを使ってしまい、デトックスに力を使うことができなくなります。ですから、朝ごはんは比較的高カロリーのものよりは消化の良いヘルシーなものを食べることをお勧めします。
その点でいえば、朝ごはんをたくさんのフルーツ、野菜に置き換えることでデトックスを促せます。
どうしてバナナというフルーツなのか?
基本的にフルーツや野菜であれば消化吸収が良いため全般的に良いとされています。しかし、どうしてバナナだけ。なのでしょうか。もちろん、ダイエット成分がバナナよりもたくさん含まれている食品もあるわけですがバナナをオススメする理由は、冒頭でもお話しした通り食べやすいからです。
特に、朝なんてバタバタしていることも多いですよね。早くご飯を食べて出勤しなくては。そんな状況下でわざわざ手の凝ったことをするのは大変です。その上、バナナ+水にはどのような効果をもたらせてくれるかご存じでしょうか。
食物繊維
バナナには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の二つの食物繊維が含まれております。ですから腸内環境の改善を行い排便を促進します。このようにして便秘が解消されれば基礎代謝も良くなりますのでダイエット体質に一歩近づくことができます。
カリウム
バナナにもカリウムが含まれています。カリウムといえば、体循環を促し毒素を排泄するうえでも重要な役割を担っているミネラルです。また、循環をしっかりと行うため代謝を高めることができます。
水
水はカリウムと非常に相性が良く、カリウムと同時に水を摂取することで、体循環が可能になります。体循環ができれば普段の食事で摂取した塩分や添加物でむくんだ体をすっきりとさせる上でもこの二つは活躍してくれます。
特に、普段加工食品を食べることが多い人であれば、朝バナナダイエットを行うだけでも毒を排出できますのでお勧めします。それに、デトックスを続けていくと不思議とだんだんカップ麺やファーストフードなどの食品を食べたくなくなるものです。
少し時間をかけてもスローフードを食べたくなるようになればそのまま生活習慣を改善することができます。そういった意味でも、まずは朝バナナダイエットを取り組んでみるのもありかと思います。
お昼ごはんは通常通り食べましょう。
常識範囲内であればお昼ごはんは好きなだけ食べてもかまいません。こんなことをいうと、バイキングに行きたがる人もいますが、それはもはや常識の域を越えていますので普通よりも少し多め程度までに抑えるようにしましょう。
オススメなものとしては、せっかくデトックスで毒を取り除いているわけですから、できるだけ添加物の多い、菓子パン、カップ麺、ファーストフード、これらは避けましょう。朝ごはんをバナナというナチュラルファーストフードにしているわけですのでお昼ごはんぐらいは少し手間でもお弁当を持っていきましょう。
おにぎり、ちょっとしたサラダ、お肉、フルーツ、こんな感じのお弁当を作るのも良いです。自分で作れば添加物をだいぶ抑えることができますのでダイエットだけではなく健康のためにも自炊にチャレンジしてみましょう。
おやつは食べてもいいの?
会社も15時の休憩がございますよね。この時におやつを食べるか食べないか?となるのですが、一応ルール上は1日1種類のおやつなら食べても良いことになっていますが、ダイエットや美容効果を期待したいのであれば、たくさんのおやつはやめましょう。
1種類というルールを良いことに、ポテトチップスをバリバリ食べるとか、チョコレートを食べちゃうとか、これでは朝バナナダイエットの威力が半減してしまいます。ですから、おやつは食べないもしくは、フルーツにしましょう。
逆に、ここでフルーツを食べるのはある意味おお勧めします。理由はバナナだけですとやはり栄養が不十分ですので、それ以外のフルーツも食べるようにすると良いです。理想は1日3種類のフルーツを食べることです。
夕食は18時~20時までに
ダイエットを考えているのであれば、できるだけ夕食は早い時間に済ませましょう。また、夕食はどうしてもたくさん食べたくなる傾向があるようですが、代謝が落ちている時間なのであまり食べないほうが良いのと、お腹に食物が残っている状態ですと質の良い睡眠が得られません。
しっかりと眠れないと成長ホルモンの分泌もうまくできなかったり、代謝がうまく回らなかったり、老輩物質がしっかりと排泄できないなど、美容、健康、ダイエットとすべてに影響してきます。10時間も質の悪い睡眠をとるよりも、7時間質の良い睡眠をとるほうが効率的です。
朝バナナダイエットで失敗する人は、朝バナナしか食べられないから、夕飯をがっつり食べてしまい失敗に終わるケースもございます。これでは実践したところで成功しにくくなりますので成功するためにしっかりとした実践方法で行いましょう。
ダイエットは基本が重要!
いくら朝バナナダイエットを実践しても基本的な部分ができていなければ、おそらく成功することは難しいでしょう。多忙な現代社会でもそれなりの努力を行えば、心身ともに健康になることができます。痩せるためにダイエットをするのは正解でもあり、不正解でもあります。
痩せればどんな方法でも良いのでしょうか?筋肉が衰えお肌はガサガサになるような不健康なダイエット方法を実践するのはかなり非効率なやり方です。まずは正しい方法で健康体を作ることです。これができれば次第に、体型もお肌もついていきますので生活習慣の改善を行うようにしましょう。
添加物の多い食品は避ける
即席食品のメリットは調理の手間が一切ないことです。その代わり添加物の塊であるということもお忘れなく!それは絶対に体に悪いもので、ダイエットでいえばむくみの原因になります。日本は世界一添加物の摂取量が多い国で、1人当たり年間7kgも食べているそうです。ですから、添加物の多い食品を食べないという意識をしない限り健康的なダイエットを行うことはできないのです。
良質な睡眠をとる
質の低い睡眠を繰り返していると代謝も落ちますのでダイエットに影響します。特に現代社会は寝る時間帯がいい加減な方も多いです。ゴールデンタイムを狙って、夜の22時~23時ごろには就寝しておくのがベストです。バナナを食べ続けることにより疲労回復の効果もございますので快眠を促せます。
バランスのとれた食生活を
これは、もはやダイエットの基礎中の基礎です。朝バナナに置き換えることでダイエット効果は得られますが、本来であれば糖質、脂質の偏った食事を行わず、フルーツ、サラダ、高たんぱくの食生活を送っていれば次第にダイエット効果が見えてくるものです。
簡単に食べられるものしか食べない時代になってきましたのでこのような置き換えで効果を得るわけです。バナナダイエットを続けるのも良いのですが、徐々に栄養バランスを整えることも考えましょう。
さて、いかがでしたか?バナナダイエットは被所に手軽に実践することができるダイエット方法です。これであれば時間もないからできないなんてことはないでしょう。むしろバナナを食べれば良いだけですので忙しい早朝でも時間はあまるのではないでしょうか。
バナナダイエットに慣れてくれば時間もたくさんできるかと思います。そうなれば、早朝のウォーキングを行う、調理もサラダ、ご飯、お味噌汁と栄養バランスの整ったものをチャレンジしてみると良いです。
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