そばダイエットの効果効能!「カロリー・栄養・健康」について。

さて、そばってダイエットや健康に良いといわれていますがそもそもそばってどういったものなのでしょうか?簡単に説明しますと穀物の蕎麦の実を砕き粉末にしたものをそば粉と呼びます。それに水を含めこねたものを細く切り茹でたお料理のことです。

通常であれば、蕎麦(そば)と呼びますが、蕎麦切り(そばきり)なんて呼んだりすることもあります。ちなみに、そのほかにそばといえば中華そばもありますがこれらと区別するために日本蕎麦(にほんそば)と呼ぶこともあります。

最近は健康志向ということもあり若い人たちもラーメンよりもそばを食べるという方もいらっしゃいます。確かにラーメンよりもご飯よりもそばの方が健康に良いといわれていますが実際それはどうしてなのでしょうか?

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そこで、今回はダイエットを行うに当たり気になるであろうそばのカロリー栄養、健康効果などに注目していきたいと思います。

そばのカロリーや栄養について解説します。

そばはダイエットや健康に推奨されていますがカロリーはどうなのでしょうか?やはりその辺はとても気にするところかと思います。100gあたり114kcalですので白米よりもかなり低いですね。三大栄養素においては、タンパク質(4.8g)、脂質(0.7g)、炭水化物(22.1g)となっております。

三大栄養素にかんしても白米は完全に胚芽をとっているためほとんど糖質でできていますが、胚芽を残しているためタンパク質も多少含まれているのです。ちなみに、食物繊維は1.5gと、そこまで多いとはいえない印象です。では、そのほかの栄養成分はどうなのでしょうか?簡単にまとめてみましたので参考までにご覧ください。

そばの主な栄養成分(100g)
ビタミン ミネラル
ビタミンE 0.1mg ナトリウム 50mg
ビタミンB1 0.08mg カリウム 13mg
ビタミンB2 0.02mg カルシウム 12mg
ナイアシン 0.6mg マグネシウム 33mg
ビタミンB6 0.05mg リン 72mg
葉酸 5μg 0.9mg
パントテン酸 0.22mg 亜鉛 0.4mg
0.1mg
マンガン 0.33mg

全体的にみてもそんなに栄養価が高いと言えるほど多くはない気がします。ところが、そばにはここにある栄養成分だけではないものが含まれています。それがルチンやコリンです。こういった成分が生活習慣病の予防に期待されています。

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そばの健康成分とその効果について解説します!

ルチンの抗酸化効果

ルチンという健康成分を一度は耳にしたことはありませんか?これは抗酸化物質で有名であるポリフェノールと似たような効果を発揮しまして、米国やヨーロッパではすでに薬としても活用されてるほどであり高血圧、脳卒中といった生活習慣病の予防が期待できます。

そして、血管が固くなると動脈硬化という病気になります。このように血管が硬化していくことで弾力が失われ詰まりやすくなります。LDLコレステロールの過剰摂取もそれらの原因の一つでもあります。ルチンはその血管の弾力を強化しますので結構の改善や冷え症の改善、そして代謝を上げるためダイエットにも効果的なのです。

さらに、血行が良くなるということは肌の代謝も良くしますし、そのほかルチンにはシミ、しわ、そばかすといったものを予防する効果も期待できます。また、コラーゲンを作るために必要なビタミンCの働きを助けたり、体の老化の原因である活性酸素を除去する働きもございますので、健康効果はもちろんのことアンチエイジングとしても注目されているのです。

ちなみに、ルチンは水溶性のためそばよりもそば汁に溶ける性質があります。そのためそば汁は捨てずに飲むようにしましょう。そのまま飲むのが苦手であればスープや味噌汁にして飲むと良いかと思います。

コリンのダイエット効果

コリンとは人間の体内で作り出すことができる栄養素ではありますがそれだけに頼るのは欠乏しますので、必ず食事からの摂取が必要となります。期待できる効果としてはアルコールやアルコールを摂取した時に発生するアセドアルデヒドという毒物を分解するときの補助として役立ちます。

そして、脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンに変化し神経伝達の補助を行います。このコリンがそばの中に含まれており茹で汁に溶けるためスープやお味噌汁にして飲むことが推奨されています。

また、実はダイエットにも効果的なのです。直接代謝を高める効果はございませんが、消化酵素、代謝酵素の補酵素として働き脂質や糖質の代謝において重要な役割を担っております。代謝に良いルチンと組み合わせることで上手く代謝を上げていくことが期待できます。

当然のことですが代謝の効率が悪いとダイエットにも影響しますし人体にも悪影響を与えます。もし、肝臓の代謝ができなくなったら肝脂肪、肝硬変、肝臓がんといった病気を招いてしまいます。コリンというのは肝臓に蓄積された脂質を血液に溶かし流す役割も担っているので人間にはなくてはならない栄養素なのです。

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