納豆ダイエットの効果効能!カロリーも栄養価も高く健康的な方法。

納豆といえば、日本を代表する発酵食品で大豆を納豆で細菌発酵してつくったものです。全国どこでもスーパーやコンビニへ行けば手軽に購入することができますよね。また、面白い話がありまして納豆の季節は冬なのですが、なぜか7月10日が納豆の日とされています。

実はこれには理由がありまして、1981年に関西での納豆の消費活動を行うために関西納豆工業協同組合が語呂合わせで、なっ(7)とう(10)としたのが始まりです。関西人は納豆が嫌いだなどそんな話もありますが、実際僕の友人は関西人なのに納豆が大好きです。

逆に、関東の方でも納豆が大嫌いな方もいらっしゃいます。ですので、そういうのは全く関係ないんですよね。さて、そんな納豆のイメージをどのように持たれていますか?「においがきつい!」これは非常に多いかと思いますが、「納豆時に医者要らず」という言葉もあるとおり健康的なイメージも強いでしょう。

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そこで、今回は納豆をダイエットに活用することでどんな効果、効能が得られるのか?そしてダイエットを行うなら気になるカロリーや栄養価につても解説させていただきたいと思います。

納豆の栄養価とカロリーについて

さて、気になるところですが納豆のカロリーはどうなのでしょうか?健康的なイメージは強いですが低カロリーなイメージはあんまりないですよね。ちなみに、100gあたり200kcalあります。やはり大豆製品ということもありましてでしょうか。多少はカロリーが高めになっていますね。

三大栄養素においては、タンパク質(16.5g)、脂質(10g)、炭水化物(12.1g)となっております。これに関しても大豆ということもありタンパク質が豊富ですね。では、そのほかのビタミン、ミネラルなどの主要栄養成分はどうなのでしょうか。

納豆の主な栄養成分(100g)
ビタミン ミネラル
ビタミンE 0.5mg ナトリウム 2mg
ビタミンK 600μg カリウム 660mg
ビタミンB1 0.07mg カルシウム 90mg
ビタミンB2 0.56mg マグネシウム 100mg
ナイアシン 1.1mg リン 190mg
ビタミンB6 0.24mg 3.3mg
葉酸 120μg 亜鉛 1.9mg
パントテン酸 3.6mg 0.61mg
ビオチン 18.2μg セレン 16μg
クロム 1μg
モリブデン 290μg

そのほか食物繊維は6.7gあります。一見しますと全体的に栄養価がものすごく高い食品に思えます。もちろん大差が激しいところもありますが基本的に含有量が高いです。ダイエットでいえばビタミンB群ですがその中でもB2、パントテン酸の量が多いです。ミネラルでいえばカリウム、亜鉛、モリブデンでしょうか。

納豆から得られる効果効能について。

血液を綺麗にする

納豆といえばやっぱりナットウキナーゼが有名ですがこれは血液をサラサラにする効果があるといわれています。もちろん、ナットウキナーゼそのものにも血栓を溶かす効果は期待できますが、さらにウロキナーゼという消化管の表面に存在する酵素を活性化させることでもうひとつの血栓を溶かす効果が得られます。こういったことから納豆を食べると血液が綺麗になりますと考えられているのです。

美肌効果

納豆には美肌を作る成分がたくさん含まれています。まずタンパク質です。人間の体はタンパク質でできているといっても過言ではありません。そのためタンパク質がなければ美肌はつくれません。そのタンパク質の合成を行うのがビタミンB群、亜鉛などのミネラルです。これにより肌が構成されていきます。

そして、多少ではありますがビタミンEが含まれています。抗酸化効果が高く外敵から身を守る上で必要な栄養素です。シミ、しわなどを予防する効果があると同時に血管の健康状態を良好にするため代謝を高め健康的なお肌を作ることができます。

また、大豆製品といえばイソフラボンですよね。イソフラボンは女性ホルモンの代わりとなり不足を補ったりしますのでホルモンバランスが崩れた時にも有効ですし、普段摂取することで女性も男性も肌の調子を良好にしてくれることが期待できます。

スタミナの向上

肉食中心の生活から野菜中心の生活に切り替えるだけでもスタミナが向上したりします。「肉を食べるとスタミナが強化される」などといわれていますが現実は難しいと思います。なぜなら植物性の食品よりもたくさんの消化酵素を使ってしまいますので内臓疲労を起こしてしまいます。

それに、動物性の脂質ばかり摂取していたら血栓がつくられてしまい血流の状態が悪くなり動脈が硬化していきます。すると少し歩いただけで疲労を起こしてしまったり、動悸、息切れの原因にもなりかねません。もちろん、そこまでになってしまったらかなり危ない状況なのですが、ナットウキナーゼは血栓を溶かす効果があります。

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これにより血流の状態の改善が行えます。さらには良質なタンパク質が含まれていますので仕事やスポーツでも疲れにくい体を作ることができます。もちろん、納豆だけで何とかなるものではなく普段の食生活を見直すことが大切になります。

骨の強化

大豆製品にはタンパク質とカルシウムが含まれています。ちなみにほうれん草に含まれるカルシウムは尿結石になりやすいなどともいわれていますね。しかし、納豆や豆腐などの大豆製品の場合は消化吸収の良いタンパク質が含まれているためカルシウムの消化吸収を行うときのサポーターとして働いてくれるため骨が強化されます。

二日酔いの防止

納豆のねばねば成分は体に良いという話は聞いたことはありませんか?確かに見た目からしてなんか体に良さそうですよね。でも何に良いのか?はい、あれはムチンというものでございましてアルコールの摂取をする際には効果的な栄養素です。

空きっ腹でお酒を飲むと酔いがまわりやすくなりますがその前にムチンがあるとその吸収を防止してくれます。

当然、そのアルコールもムチンが分解されれば体に吸収されていきますが緩やかに吸収されますので酔っぱらって気持ち悪くなるということを防止できます。そのほか、ビタミンB群が含まれておりますので肝機能を高めるという意味ではアルコール対策とは相性が良いかもしれませんね。

身体の疲労回復に

健康志向の方であれば大豆サポニンというのは聞いたことがあるかと思います。たとえば肩こりなど身体疲労を起こす原因というのが乳酸などの毒素が分解されて生じる血管障害です。大豆サポニンもナットウキナーゼも血行を改善する効果が期待できますのでこういった身体の回復にはとてもオススメなのです。

夏バテや疲労の対策に

基本的に夏バテや食欲不振というものは栄養不足にあるんです。夏なのに太ってしまうというのは食べやすいそうめんなどの糖質ばかり摂取してタンパク質やビタミン、ミネラルが摂取できていないことが考えられます。ですので、納豆を食べることで弱った体を回復されることが期待できます。

脳を活性化

脳細胞の40%はタンパク質です。納豆に含まれる神経伝達物質となるアスパラギン酸、グルタミン酸、大豆レシチンは記憶力を向上させるとドイツの学者ゾルガッツ博士が立証しています。ただ、これらのアミノ酸も重要なのですがやはり残りの60%となる油もなくてはいけません。納豆だけではなく同時に魚も食べていきましょう。

腸内環境を良好にする

納豆菌が腸内環境を良好にするといわれています。確かに善玉菌の一つであり悪玉菌から身を守るという意味では正しいのかもしれませんが、正直なところ人それぞれ適合する乳酸菌が異なるため納豆で腸内環境が良くなる人もいれば変わらない人もいるわけです。そういった意味では誰にでも効果があるものではないかもしれません。

ダイエットにもおすすめ

大豆に含まれる良質なタンパク質、ビタミンB群、食物繊維、ナットウキナーゼ、こういったものを摂取することでダイエット効果も期待できると考えられます。食物繊維とタンパク質により便通改善にが有効になりますので代謝を高めることができます。ビタミンB群は糖質、脂質、タンパク質の代謝を行いますのでそれこそダイエットに有効です。ナットウキナーゼは血行を良くするためこれも代謝に良いといえるでしょう。

納豆ダイエットのやり方と注意点を解説!

では、実際に納豆ダイエットを実践するとしてどのようにすればよろしいのでしょうか。やり方は簡単で1日1パックの納豆を食べるだけです。もちろん、納豆を食べて他の食事は適当にするというのでは全く意味がないのでオススメなやり方をお教えします。

それは、夕飯の糖質を抜いて納豆を食べることです。朝やお昼であれば代謝は比較的高くなっておりますので糖質を摂取しても燃焼できるので良いのですが夜の場合は代謝が落ちて燃焼できないのとビーマールワンというタンパク質働き、脂肪を蓄積しようとします。

ですから、夕飯の糖質を抜いてそれを納豆に変えるのです。これを行うことで効率よく納豆ダイエットに取り組むことができます。しかし、注意点としては納豆を食べ過ぎないというところです。実際に納豆ダイエットを行って逆に太ってしまったという方もいます。

それに、納豆には確かにすばらしい栄養素が含まれていて健康を維持するうえでの基本となる食事においては大事な食べ物といえます。けれども、正直な話これだけでタンパク質をしっかりと摂取したり、栄養を摂取するというのは難しいのですね。

タンパク質は1日あたり納豆10~15パックも食べないと満たすこともできません。栄養に関しても全部このようなことが言えますので、あくまでも基礎となる食事で納豆を取り入れて糖質制限のダイエットに活用していただきたいと思います。それ以上の、美容、健康を求めるならやっぱりマルチビタミンやプロテインといったサプリメントを上手に活用していく必要があります。

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