少子高齢化社会となり、これから益々加速の一途を辿る様相を呈しています。高齢者のためのさまざまな試みが、デイサービスや養護施設などで行われています。そうした中で、そろそろネタも尽きて困ったという声があるのも事実です。そこで今回は、困った時のお助け本をご紹介してまいります。是非ご参考になさって下さい。
1.やさしいレクリエーション 懐かしい歌 思い出の歌
お子さんから高齢者の方まで、音楽は共通して楽しめますよね。特に高齢者の方々には、昔懐かしい歌を歌うことで、認知症にも効果があるのではないかという説もあります。
〔amazon〕懐かしい歌・思い出の歌―やさしいレクリエーション
2.高齢者イキイキ!大人気レクリエーション71
特別CD付きで、レクリエーションにて流せる音楽が20曲入っています。みんなで体を動かすレクリエーション、脳の活性化のための言葉のレクリエーション、心が踊る昔遊びのレクリエーションと分かれています。
オールカラーでわかりやすい図もたくさん掲載されています。また、詳しい解説が1つ1つにありますので、楽しくレクリエーションが出来ること間違いなしです。
〔amazon〕特別CD付き オールカラー 高齢者イキイキ! 大人気レクリエーション71
〔kindle版〕オールカラー 高齢者イキイキ! 大人気レクリエーション71(CDなしバージョン)
3.すぐに折れる!高齢者の楽しい折り紙レクリエーション
手先を動かすことは良いとされていますが、こちらの本は折り紙にスポットを当てたレクリエーションが紹介されています。介護の現場でも役に立つ、簡単に出来上がる折り紙の作り方、全100点が掲載されています。
実用ものから飾れたり、遊べたり、切り紙も載っていますから1冊あると重宝しますね。
〔amazon〕すぐに折れる! 高齢者の楽しい折り紙レクリエーション
4.車いす・片マヒの人もいっしょにできる高齢者のレクリエーション
ゲームを中心に、体を使ったり、頭を使ったり、絆を深めたりと、さまざまなレクリエーションが紹介されています。副題として「介護の現場を明るく、楽しく!」となっています。
どのような方にも楽しく行うことの出来るレクリエーションであってこそ、笑顔の日々を送れるのではないでしょうか。車いすなどで悩まれている方には必見です。
〔amazon〕車いす、片マヒの人もいっしょにできる 高齢者のレクリエーション
5.高齢者のための簡単レクリエーション 介護現場で本当に使える!
みんなでゲームをする、小物づくりなど何かを創作するという共同で出来るレクリエーションが多く掲載されています。また、レクリエーションのお悩み相談室というコーナーもあります。盛り上がらなくて困っている、時間配分が上手く出来なくて困っているという悩みに答えてくれる、お助け本となっています。
〔amazon〕高齢者のためのかんたんレクリエーション
6.やさしいレクリエーションゲーム
日本レクリエーション協会が監修しているレクリエーション本もご紹介します。歌遊び、頭の体操、手遊び、軽い運動ゲーム、運動ゲーム、屋外ゲームと詳しく分類されています。それぞれの人数、スペース、必要なもの、コツ、注意点なども詳細に解説されており、読みやすくなっています。
〔amazon〕やさしいレクリエーションゲーム
7.ツボイくんと元気で愉快な高齢者たちの介護レク・ネタ帳
こちらは、安心の介護ハンドブックとなっています。脳トレ、クイズ、遊びやゲーム、創作もの、イベントものなど、現場でウケたという実証済みのレクリエーション法が満載です。
介護レク ネタ帳と一緒に買われているのが先ほどご紹介した、車いす・片マヒの人もいっしょに出来るという本です。おすすめのセットということなので、ご参考になさって下さいませ。
〔amazon〕介護レク・ネタ帳 (安心介護ハンドブック)
8.高齢者の手あそび・指あそび&足体操
特に手と足を使って、頭と体を活性化させるというお役立ち本です。決して無理はしないように、体を動かす方法ですので、毎日の元気の素になるのではないでしょうか。
〔amazon〕高齢者の手あそび・指あそび&足体操 (亀は万年ブックス)
9.脳トレ・介護予防に役立つ まちがいさがし
こちらは昭和の暮らし編ですが、季節の行事編や思い出の旅編もあります。やさしすぎず、難しすぎずという絶妙な難易度で出来ているようです。
まちがいさがしをする中で、昭和の暮らしについて、こんなことがあった、あんなことがあったとお話ししながらも出来ます。視覚で捉えて絵を認識していくという、脳を鍛えていくことに効果的ですね。
〔amazon〕まちがいさがし 昭和の暮らし編 脳トレ・介護予防に役立つ (レクリエブックス)
あとがき
高齢者のためのレクリエーション本も、高齢化社会の中でどんどん増えてきています。昔で言うところでは、「頭の体操」なんて言う本が流行った時期がありました。大きく括られたものから今は細分化されて、紹介本が多数出版されています。それだけ状況に応じた選択が出来るというものです。その施設、ご家庭に合わせたレクリエーションを楽しまれてはいかがでしょうか。皆さま方の一助となれば、幸いです。
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