「顔がパンパンにむくんで仕方がない!」「脚がパンパンにむくんでみっともない!」ダイエットと同じくむくみはなんとかしたい悩みの一つでもあるでしょう。前回の記事では何故、むくみを招いてしまうのか?そして解消するためのマッサージやストレッチについて解説させていただきました。詳しくはこちらをご覧ください!
「むくみは食べ物や病気が原因かも?マッサージやストレッチで解消する!」
こちらでも解説している通り、むくみになる原因は生活習慣に多いです。特に一時的なものであれば生活習慣を改善すればむくみも比較的簡単に改善できるのです。もう一つは病気が原因になりますがこの場合は病院や治療院で一度ご相談ください。
今回は、前者の一過性のむくみに対して焦点を当てていきたいと思います。何故、むくみが起こるのか?それについて前回の記事でご理解していただいたと思いますので、ではどういった対策をしていけばよいのか?普段の食生活というのもは大事なのですがそこにサプリメントを取り入れることによりさらに効果を高めることができます。
むくみに悩まれている方なら、サプリメントを取り入れてみようかと思われるかもしれません。しかし、当然どんなものでも良いというわけではございません。そこで、むくみを解消するためのサプリメントについてまとめておきましたので参考までにご覧ください。
むくみ解消の有効成分とサプリメントについて
カリウム
食生活によりむくみが発生する多くのケースはナトリウムとカリウムのバランスが崩れてしまいナトリウムの濃度が高くなっていることが考えられます。ですので、塩分が多いものを過剰摂取するとむくみやすくなるというのは本当のことなのです。
身近な食品でいえば、パセリ、豆みそ、よもぎ、こんぶ佃煮、アボカド、納豆、ほうれん草、やまいも、さつまいも、トマト、バナナ、スイカなどです。しかし、調理法でも茹でる場合はカリウムがお湯と一緒に流れ出てしまう可能性が高いのでアボカド、バナナ、トマト、スイカなど生で食べられるものが良いでしょう。
ちなみに、サプリメント、お茶、漢方としても活用されているのがトウモロコシのひげ(コーンシルク)です。スイカの50倍のカリウムの含有量を誇っており最近は注目されている栄養成分の一つです。高血圧の予防、美肌効果、アンチエイジング効果などが期待されます。
ポリフェノール
血行不良を起こしてしまいますと老廃物が蓄積されやすくなります。これによりむくむケースもありますが、ポリフェノールは高い抗酸化効果によりアンチエイジング効果で有名ですが、血液をきれいにする効果も期待できます。これにより血行不良が改善されるのです。
ポリフェノールも種類は豊富ですが、たとえば、トマトに含まれるリコピンは中性脂肪と血糖値を下げる効果により動脈硬化をはじめとした生活習慣病や肥満予防でダイエット効果が期待できるとされています。これにより血行不良も改善されむくみやダイエット効果が期待できるのです。
メリロート
欧州ではハーブの一つで医薬品として扱われています。マメ科の植物に含まれているのですが血行やリンパの流れを改善してくれますのでこれによりむくみが改善されると考えられています。
シトルリン
アミノ酸の一種で尿素回路を作る化合物の一種です。そのため利尿効果が非常に優れておりまして、キュウリ、トウガン、スイカ、メロンといったカリウムが多く利尿効果の高い食品に含まれています。ちなみにサプリメントでもございます。
さらに、これらの他に、生姜に含まれるジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオール、にんにくに含まれるアリシン、善玉菌で腸内環境改善することにより血液の流れが良くなりますので代謝も上がりむくみも解消されていきます。
サプリメントの副作用や注意点!
サプリメントとはあくまでもサプリメントです。栄養補助食品ですのでそれを飲んでいるから何とかなるということは基本的にはありません。普段から活性酸素を出さないような生活をしていて初めてサプリメントが効果を発揮してくれます。
ですから、サプリメントに依存するのも良いのですがそれよりも病気になりにくい食生活を営むのがい一番重要といえます。その上で、ナトリウムをとりすぎたとか、最近不規則な生活が続いてしまい何とかしたいといったときに食事と同時にサプリメントを活用するのです。
また、ここでいえば、メリロートには過剰摂取によりミネラルバランスを崩したり肝障害を起こすなど副作用も報告されています。そのため、サプリメントは副作用があることも事実です。ただ、これもサプリメントの選び方によって大きく左右されます。
たとえば、添加物がたくさん含まれていたり、科学合成で作られたサプリメントはこのように副作用を招く危険性が高いのですが天然由来でサプリメントというよりは野菜や果物を固めたものであれば安全なものと考えられます。ですのでサプリメントであればなんでもよいというわけではなくしっかりとメーカーや成分を選ぶことで本来の健康づくりに役立てることができます。
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