アイスクリームでダイエットが出来るって本当？痩せる種類や食べ方は？

皆さんは、「スイーツ＝ダイエットの天敵！」なんて思っていませんか？そんなことはありませんよ。アイスクリームは意外にも体に良い食べ物なんです。

1）アイスクリームでダイエットが出来るって本当？

では、分かりやすいようにアイスクリームを様々な種類のアイスと比較してみましょう。

「アイスクリーム」の100g中のカロリーは180kcal、脂質は8g。

牛乳が原料で、カルシウムやビタミンB2に富んでいます。

「ラクトアイス」の100g中のカロリーは244kcal、脂質は13.6g。

牛乳を原料としカルシウムやビタミンB2に富んでいるのですが、油脂の添加が認められているので脂肪含有量は製品によって異なりますが、標準的なアイスクリームよりも高カロリーの商品が多いのです。２ラクトアイスで代表的な商品「スーパーカップ」や「爽」がお好きな方、食べ過ぎ注意ですよ！

 「抹茶アイス」の100gカロリーは203kcal、脂質は12.14g。

栄養素は抹茶特有のビタミンK、セレンを含んでおりますが、意外にも高カロリー。ダイエット中は控えることをお勧めします。

2）ダイエットにはバニラアイスがおすすめ！

先程比較した通り、アイスクリームはそれほどカロリーも脂質も高くはありません。しかし、アイスクリームなら何でもいいということではありません。イチゴ味やチョコ味など、味が付加されればその分、カロリーや脂質が高くなってしまいます。

そこで、ダイエット中にお勧めするアイスクリームは「バニラアイス」ですね。

バニラアイスには糖質も少なく、また「乳糖」と呼ばれる成分は内臓脂肪や皮下脂肪の増加を抑える働きがあるのでダイエット中の甘味として満足できることでしょう。他にも、カルシウムやビタミンはさることながら、動物性タンパク質、ミネラル、脂質のバランスがよく、栄養に良いとされています。そしてバニラには以下３つの魅力的な芳香成分が含まれているのです。

1.リロナール

バニラの芳香成分であるリロナールには、イライラや興奮といった神経系の過活動を抑制する鎮静効果があり、ダイエット中のストレス解消には最適でしょう。他にも、体内に入り込んだ病原菌などから感染症を予防するなどの効果や腸の中のガスの排出を促し、腸内環境を整える効果という健康効果も期待されます。

2.バニリン

バニラの芳香成分であるバニリンには、脳の満腹中枢や副交感神経を刺激し食欲を抑える効果があります。

3.フェランドレン

バニラの芳香成分であるフェランドレンには、様々な体の機能を高め、向上させる効果があり、元気で丈夫な体へと導く強壮効果があるとされています。

以上のように、バニラアイスにはダイエット効果だけでなく健康効果も期待できるのです。

3)アイスクリームダイエット、食べ方のポイント

また、アイスクリームの食べ方にも注意が必要です。以下注意点を紹介します。

• 乳固形分と乳脂肪分が最も多く栄養的にも優れたアイスクリームを選びましょう。
• 空気の量が多いソフトクリームは、カロリー控えめで比較的安心です。
• サイズは小さいものにしておきましょう。
• 冷たいアイスクリームを摂取することによって、下がった体温を戻そうと体は機能します。そこで効果的なのは一日のうち体温が最も高くなる時間帯、午後3時～6時を狙って摂取しましょう。

最後に

いくらアイスクリームがダイエットにいいといっても食べ過ぎてしまうと元も子もありませんので、程々にしておきましょうね。

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