昼間は仕事や何かで忙しく空腹を忘れることができるので、昼食を抜くダイエットを試す方も増えているようです。昔の人は昼食を取らずにいたのですが、欧米文化によって昼食もとるようになり、それから肥満率も増加してしまったそうです。
今回は、昼食抜きダイエットについてご紹介します。
「抜く」とすれば昼食しかない
夕食を抜いたりすると、今度は前日の昼食と翌日の朝食までの時間が開きすぎます。また、夕食というコミュニケーションの場をなくすことは現実にあり得ないことです。故にこれも却下。それで「一日一食抜き」のターゲットは昼食ということになりました。
もし昼食をスキップすることにすると、朝食と夕食を各々7時と19時に食べれば食事の時間間隔に全くムラがなくなります。
昼食抜きダイエットの方法
継続期間は一ヶ月。
昼食抜きダイエットの継続期間は一ヶ月ですが、一ヶ月間昼食を食べないわけではありません。1週間単位で徐々に昼食を抜く回数を減らしていきます。いきなり毎日昼食を抜く方が痩せますが、かなりきついと思われます。おそらく最初の1週間で誘惑に負けてしまうでしょうから、段階を追って体を慣らす必要があります。
- 最初の1週間はまず、週に回、昼食を抜くようにします。連続で昼食を抜く日を設けるわけではなく、1日おきに抜くことでストレスを感じにくくなります。
- 次の1週間は週に4回昼食を抜くようにします。
- 3週間目は週5回昼食を抜きます。
- そして最後の週は一気に毎日昼食を抜きます。
昼食抜きダイエットの効果
昼食の平均カロリーは800kcalと述べます。いつもよりマイナス500kcalの食事をとることを毎日続けることで計算上、一ヶ月で2キロは痩せることになります。そのため昼食抜きダイエットは800kcalなので1ヶ月続けておよそ3キロ痩せることができ、実際に一ヶ月続けた人は3キロ痩せることに成功しています。
結果が早いと、モチベーションも続くので成功率が上がります。また、昼食を抜くと午後から眠くなりません。ですから、仕事に集中でき、パフォーマンスが上がります。
昼食抜きダイエットのデメリット
メリット
昼食抜きダイエットの良いところは、お昼休みのお金と時間を節約できるところにあります。一日の昼食代が700円くらいなら一ヶ月2万円浮きます。お弁当を作る手間も要りません。そして時間を有効に使えるのでお友達がお昼を食べているあいだに、本を読んだりお昼寝したり好きな時間が過ごせます。
ダイエットとは一見関係ないですが、そういうこころのゆとりが持てるのは大事な事ですし、それがダイエットのモチベーションになったりします。
ただ、習慣として取り入れられる人と、そうでない人がいますから、本当に自分のライフスタイルに合わないストレスを感じるなら長くはやらない方がいいと思います。
デメリット
医学的観点から行きますと、2食にすると食事をしない分、血糖値が下がりますますので総摂取カロリーが同じ場合、夜に食べてしまうと一気に体が栄養を吸収しダイエットの効果が得られないでしょう。
また、朝食、夜食でいつもより多く食べると3回で吸収していた物を2回で吸収するので肝臓への負担が大きくなってしまうのが昼食抜きダイエットの欠点と言えるでしょう。
空腹時の対処法
昼食抜きダイエットで天敵なのでが空腹ですが、空腹を感じた時は、水、お茶、コーヒー、紅茶など水分を補給するとよいでしょう。どうしても固形物が欲しくなったら、アーモンドやくるみ等のナッツ類もしくはするめを食べることをオススメします。噛みごたえがありますので、満腹中枢が刺激してくれます。
あと、多少の間食はよいとしても、糖分の高いスイーツや塩分や油分の高いスナック菓子を食べるのはなるべく避けた方がよいでしょう。また、お昼に抜きをしたからといって、その分のカロリーを朝や夜に取ってしまうと意味がありません。ダイエットの間は、朝食と夕食は通常通りで済ますことを心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
世の中に色々なダイエットがありますし、昼食抜きダイエットも数ある内の一つにすぎないでしょう。自分の体に合うダイエット方法で健康的に行って頂くことが第一です。
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