何かをやり遂げる為に目標は必要不可欠です。目標は「10キロ痩せること」ですが、ではそれをどのくらいの期間で達成させるか決めておきましょう。
1か月、3か月、6か月、1年後。
「いつまでに」ということを自分と約束しておけばダイエットへのモチベーションも高まるはずです。大切なのは「継続」なのです。
食習慣を見直す
今まで何となく摂っていた食事を見直すことが大変重要です。重要なのは体のリズムに合わせて時間別に食べ方を変えることです。
フルーツをたくさん食べる4時~12時
体は午前中、老廃物を排出することを中心に働いています。水分と酵素がたっぷり含んでいるフルーツを食べることで、老廃物の排出力を高めます。反対にパンやご飯などのバランスのよい食事は、排出から消化に切り替えてしまうので、老葉物が溜まるカラダになってしまいます。
昼食と夕食を食べる12時~20時
消化と代謝が一番活発になっていて、脂肪の吸収が抑えられる時間帯です。特に脂肪の吸収は12時から15時が弱まっており、夕方から20時ぐらいになってくると高まってきますので、早めの夕食を済ますことが大切です。また昼食と夕食の割合は、昼食を多めにとって夕食を少なくすることがポイントです。
何も食べない20時~4時
消化の働きが弱くなり、脂肪の吸収が高まる時間です。早めに夕食を済ますと、小腹が空いてきたりしますが、ここで食べると太ります。食べずに「グッとこらえる」というより、次の「お昼に食べよう」と切り替えれば、ストレスも少し緩和できるのではないでしょうか?食べる時間をズラすだけ。たったこれだけで余分なカロリーを取らずに済みます。
睡眠をとっておきたい22時~2時
成長ホルモンの働きが活発になり、新陳代謝があがる時間です。睡眠中でしか得られることができない効果なので、なるべく早めに寝ることをお勧めします。「さすがに22時は無理」な方もいらっしゃると思います。そんなときは、0~2時に眠れるように調整しましょう。仕事などで遅くなるのは仕方がありませんが、夜ふかしするなら早起きして活動するようにしましょう。成長ホルモンを活発にさせれば、1時間あたり男性なら50kcal、女性なら40kcalもカロリーが消費できると言われています。
運動習慣
食習慣と併せて考えたいのが運動習慣です。ダイエット達成への近道はやはり運動です。それも10キロ減量するのであればなおの事で運動は避けて通れません。今流行りのライ○ップなどに行ったりするのもいいですが、無理なく継続的に出来る方法の方が心身ともに負担が少なくておススメです。
とにかく歩く!
ウォーキングやランニングは脂肪燃焼だけでなく、交感神経に作用するので食欲を抑えてくれるという役割もあります。
ちなみに歩くという動作の消費カロリーは・・・
- 「ぶらぶら歩く」で1分間約2.7キロカロリー
- 「大股で早歩き」で1分間約4.2キロカロリー
になります。
通勤時にたった一駅分歩くことを毎日続けるだけでも体の変化を感じられるはずです。毎日続けることによって基礎代謝も上がり痩せやすい体になります。日光を浴びながら運動をすることはリフレッシュにも繋がるはずです。ストレスはダイエットの妨げになる恐れがあるので外の空気を吸って体を動かしてスッキリしましょう。
まとめ
今回紹介したのは特別な方法ではありませんが、このやり方で筆者のまわりでも多くの方が成果を挙げています。とにかく、「習慣にしてしまう」ということが大切です。習慣にしてしまえばリバウンドの心配もありません。一度騙されたと思って実践してみてください。実施にあたっては体調と相談しながらやるのがいいでしょう。
また、あまり数字に捉われずに、「結果的に自分にとって満足な体型を手に入れられた」という風になるのが理想です。
[amazon]リバウンドを繰り返していた700人が10kgヤセ! 実録“気づくだけ”ダイエット (扶桑社BOOKS)
コメントを残す