情熱大陸 外科医 上坂克彦の経歴。専門は膵(すい)臓がんで名医らしい。

出典:静岡がんセンター

人の死因のうち上位にランキングされる癌ですが、最近の医療の進歩で早期発見が出来れば治癒する確率も高まって、以前ほど危険な病気ではなくなりました。しかし、肝臓・胆道・すい臓の癌は、自覚症状がほとんどないために発見が遅れてしまうので、依然として恐ろしい部分も残されています。

今日は、そんな肝臓・胆道・すい臓の癌を専門に高い評価を得ている外科医の上坂克彦さんが情熱大陸に出演されるとのことで調べてみました。

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プロフィール

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出典:静岡がんセンターHP

1982年名古屋大学医学部卒。国立がんセンター病院(東京)勤務後、愛知県がんセンター消化器外科医長等を経て現在静岡県立静岡がんセンター肝胆膵外科部長・副院長に就任。

で、経歴がすごくてネットでの情報によると以下ような記述がありました。

難治がんの一つである肝門部胆管がんに対して、病院開院以来30例以上の手術を行い、在院死亡はゼロと良好な成績を残しています。

出典:http://www.best-hospitals.info/kantansui-cancer-dr00.htm

 

なぜすごい?

上坂さんの手術は、他の専門医からの信頼も厚いようです。上記のような実績を残すその裏には以下のような秘密があるようです。

ドクターからの信頼も厚く、同じく名医と言われる国立がんセンター中央病院肝胆膵外科グループの島田和明医師も「専門が同じだからこそわかるのですが、上 坂先生の手術がスマートできれいなのは、診断がきちんとしていることによるもの。特に難度の高い肝門部の胆管がんの手術は、高度な解剖学的知識を持った上 での、正確な診断能力が求められる。彼は肝門部胆管がん手術領域において世界的知名度を誇る名古屋大学の出身で、その名門の伝統を、彼は見事に受け継いで いる。現在の中堅クラスの中で、間違いなくトップクラスです」と称賛しています。

出典:http://super-doctor.com/Entry/304/

緻密な努力の積み上げの結果が、成果に結びついていることが分かります。

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また、研究も怠らず、癌の画像データの撮影の精度を上げるなどして、死角になった癌の発見率を高めたり、薬の開発で膵臓癌の生存率を上げる取り組みをしたりなど、地道な活動が実を結んでいます。上坂さんの研究グループが開発した経口抗がん剤「S-1(エスワン)」は、膵臓癌の術後生存率を飛躍的に高めたと評判になりました。

上坂さんの診察は受けられる?

上坂さんは、県立静岡がんセンターに勤務されています。あまり現場で診察する機会は少ないでしょうが、上坂さんの指導やノウハウの共有を受けたお医者さんが多いでしょうから、近くにお住いの方は、受診を考えてもいいかもしれません。

静岡がんセンター連絡先など

受付時間:

初診 午前8時30分~午後2時

再診  午前8時30分~午後3時(一部診療科は午後5時まで)(再来受付機は午前8時から稼働)
休 診 日土、日、祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)

予約方法(原則:紹介予約制)
受診されている医療機関から紹介状を入手していただき、お電話で事前に予約をお取りください。

予約センター 電話  055-989-5680
予約受付時間 午前8時30分~午後5時(土・日・祝日を除く)

出典:静岡がんセンターHPより

原則、紹介状が必要だそうです。

まとめ

たまに、スーパードクターとして派手な取り上げられ方をするお医者さんがいらっしゃいますが、上坂さんはある意味対極のアプローチで地道に成果を出すタイプであることがお分かりいただけたと思います。このようなお医者さんなら信頼できますよね。今後にも期待しています!

 

肝・胆・膵癌 (多職種チームのための周術期マニュアル (2))

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