親の介護誰が見る?遠方に住んでいる場合の賢い対処法は?

親の年齢が高くなってくると、介護問題が浮上してきます。長男のお嫁さんかな、近くに住む娘、息子なのか、個々の家庭事情がありますからそれぞれの中で対処していかなければなりません。今回は、この親の介護に関しての対処法を取り挙げます。

老いた両親にまず確認しておくは?

いつか親と同居!?と自分自身もある程度の年齢になってきたらば、思い浮かぶことだと思います。親を介護すると言っても離れていてはお世話は中々難しいですよね。最近は2世代、3世代同居というのも多くなってきているようですが、それでも親は昔からの家に住んでいる、どちらかお一人の親となると独居老人というくくりになってしまいます。

ずっと子供の頃から育ててくれた親を無碍に出来る訳がありません。では、自分の親の面倒を見るという時に先ず考えることは、誰が面倒を見るのかということを決めて置くということです。2、30代の頃から兄弟同士で話し合っておくことが、未来にややこしいことにならずに済みます。

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親の方も子供には迷惑をかけたくないという方もいらっしゃるでしょう。親の考え方もさまざまです。こうしたことで兄弟喧嘩になってしまっては、また親の心を傷めてしまいます。そんな娘、息子の姿は見たくないですから。何とか前もってこうなった時はこうしようと決めておくのです。そこで確認しておくことは、親の健康状態、経済状態です。どういう状況なのかを把握して、今介護は必要なのかを判断していきます。

遠方の兄弟と一緒に介護積み立ても

兄弟で話し合う時の提案として、行く行くの介護を見越して介護貯金をするという対処法もあります。毎月いくらかを積み立てておくというものです。若い頃から実行すれば両親が年老いた時にはかなり貯まっていることになります。こうすると介護をするとなった時に、少しでも兄弟の内の誰かは介護負担が減ることになります。

介護に携わらない兄弟、例えば遠方に住んでいるという場合でも積み立ての貯金に加わっていることで協力している訳ですから、不公平感が薄まります。遠方で介護が中々難しい兄弟は、文句はなしにしてお金によって協力するということです。そうすることで兄弟喧嘩になることもないのではないでしょうか。この対処法を見た時はなるほどと思いました。ちょっと家族で集まることがあった時に提案されてはいかがでしょうか。

兄弟間の連絡を密に

兄弟であっても結婚した後と言うのは、疎遠になりがちです。よっぽどのことがないと連絡を取り合わないのが常ではないでしょうか。ですが、こうした親の介護に関して話し合い、いざ親の介護が決まったならば連絡を密に取るようにするのです。皆で情報を共有することで、何かという時も対処出来ます。

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こうして兄弟で親のことについて情報を共有していたら、余談ですがオレオレ詐欺もなくなるのではないかと思うのですが・・・、どう思われますか?夫婦間、家族間、親子間、どうしても無くなっていくのがコミュニケーションです。話をするということが段々減ってきてしまう、それがトラブルの最大の要因ではないかと思うのです。これは個人的な意見ですが、その時は必ず来ますのでその時に慌てるよりは、前もって決めておくことで物事がスムーズに行くのではないでしょうか。

あとがき

家族の形はいろいろでそこに住む人間もいろいろです。全てに理想的な結論を得ることは出来ませんが、皆で歩み寄るという話し合いはお金もかからず可能なはずです。ベストは無理でもベターと言う風に書いてあったサイトもありました。その通りだなと思うのです。兄弟間で親の相続問題でも同じことが言えるのではないでしょうか。皆さまはどのように考えられますか?

親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと

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