禁酒はダイエット効果が高い!お酒をやめれば健康的に痩せます!

なぜお酒を飲むと下腹ポッコリと太るのでしょう?

お酒が大好きな人は多いですよね。会社の付き合いで仕方なく飲んでいるという方もいらっしゃるかもしれませんが、お酒は太る大きな原因です。つまり、それを辞めるだけでダイエット成功に近づけるといえます。
しかし、どうしてお酒を飲むと太るのでしょうか?日本酒、シャンパン、カルーアミルク、梅酒ロックなどはカロリーが高めですが、低カロリーのカシスウーロンや糖質ゼロのお酒もあります。
このあたりを工夫してできるだけカロリーの少ないお酒を選んでダイエットを成功させようという考えもございますが、残念ながらカロリーだけの問題ではないというのがお酒です。それはアルコールの特徴にあります。

1 アルコールは肝臓で脂肪の合成を促す

よく脂肪肝なんていいますが、アルコールはそれを促します。その秘密は、VLDL(超低比重リポ蛋白)という肝臓の合成を促進する酵素を生みだします。結果脂肪が肝臓に蓄積されるのです。

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2 アルコールは脂肪分解能力を低下させる

脂肪分解機能が通常通り働いていれば代謝ができるのでそこまで太るということが無いのですが、アルコールを摂取するとそれを肝臓で分解したときに有毒性の高いアセトアルデヒドが産生されます。
そして、結果肝臓の細胞に点在するミトコンドリアを破壊します。ミトコンドリアといえば、エネルギーの発電所とも呼ばれているぐらいです。脂肪をエネルギー変換する上で重要な役割をになっているわけですが、これだ正常に機能しなくなるため、当然、アルコールを摂取すればするほど肝臓に脂肪が蓄積されていくのです。

3 すきっ腹で飲んだら大ダメージ!

お腹が空いているときにご飯も食べずにお酒だけ飲むとすぐに酔いが回る傾向にありますが、その理由として有毒物質であるアセトアルデヒドの分解が円滑に進まず、その濃度がどんどん高くなるためです。
つまりは、アルコール摂取を頻繁に行っていると肝臓の脂肪の代謝が衰えて食事から摂取して得た脂肪酸が合成されそれが代謝されず脂肪として肝臓へ蓄積されていきます。
それに、VLDL合成も次第に促進されていきますのでどんどん脂肪が蓄積されていきます。さらに恐ろしいことに結局ミトコンドリアを破壊することで脂肪の蓄積を行うので、アルコールを摂取すれば摂取しただけ肝臓も弱っていきます。それが原因で高脂血症などの生活習慣病を招きます。
ただ単に脂肪を蓄積させるのであればまだよいといえるのですが、毎回肝臓に負担をかけて傷つけてしまいますので将来大きな病気にかかるリスクを背負っていることも忘れてはいけません。

「適量の酒はどんな良薬よりも効果がある」という意味なのですが先ほどの話しからもお酒は体を壊すものです。薬というものを毒ととらえればそれも間違えではございませんね。それに肝臓を壊すだけではなく他にも有毒性が高いことを覚えておいてください。

1 腸内菌を殺す

アルコールは通常の食品とはことなり消化されずにそのまま吸収されます。まずは胃でその20%が、そして小腸の上部から残りの80%吸収されてしまいます。
しかし、考えても見てください。腸には何がいますか?善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいます。アルコールによってこれらの菌は殺されてしまうのです。悪玉菌だけ殺されるのではなく、善玉菌まで殺してしまいますので腸内環境の悪化や免疫力の低下につながります。
ですから、毎日のようにお酒をがぶ飲みしている人は腸内の乳酸菌が減っている可能性がございます。特に便通が悪くなったというのであれば、それは要注意です。

2 ビタミンミネラルが不足する

お酒を飲むと肝臓に脂肪が蓄積してしまいますのでダイエットの邪魔ものであるということはご理解いただけたかと思います。しかし、ダイエット成功にはバランスの取れた食事も重要です。
脂肪の代謝を促すビタミンB群、亜鉛などのミネラル、その他バランス良く無機質などの栄養素を摂取すると太りにくい体質を手に入れることができます。ところが、アルコールを摂取すると残念なことに食事をしてもこれらの吸収が阻害されたり、尿と一緒に必要なミネラルまで排泄されてしまうのです。
つまり、アルコールをガンガン飲んでいる人はいくらサプリメントを補っていても栄養不足になりやすいです。お肌がカサカサになるのは水分と栄養素がアルコールによって奪われているからであると考えられます。

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禁酒ダイエットで健康的に減量を成功させる!


お酒をやめるだけでお腹に脂肪が蓄積されるリスクも減りますし、ビタミン、ミネラルなどの栄養素の吸収の阻害が無くなりますので、しっかりとこれらの摂取を行っているのであれば栄養不足の心配がなくなります。
ビタミン、ミネラルが欠乏するということはお肌にも毒です。肌がカサカサになったり、ニキビ、シミができるようにお酒の影響かもしれません。そこでオススメするのは「禁酒ダイエット」というものです。
禁酒ダイエットをすれば以上の危険リスクが一気になくなりますので特にお酒を飲んで激太りしてしまった人には効果が大きいと言えるでしょう。しかし、仕事のストレスを癒やすお酒です。突然辞めることなんてできるのでしょうか?オススメな禁酒ダイエットの方法を紹介いたします。

1 禁酒にチャレンジしてみる

まずはお酒を飲まないということが重要になります。最近ですとノンアルコールビールなどビールの味はするのですがお酒がまったく入っていないものがございます。
また、ノンアルコールビールもできるだけ添加物が含まれていないものをオススメします。まずはそれをお酒の代わりに飲んで満足していただき、徐々に徐々に水や豆乳など健康飲料でも問題なくなるように慣れていきます。

2 お酒の有毒性を常に頭に思い浮かべる

先ほどの話しからも肝臓を壊す、水分を奪う、乳酸菌を殺す、ビタミン、ミネラルを欠乏させてしまうなどどう考えてもお酒は毒性の高い飲み物です。仮にこれらが悪化してしまったら自分はどうなるのか?想像してみてください。乳酸菌やビタミンミネラルが体からなくなったらどうなると思いますか?それを考えながら毎晩の飲み物を決めましょう。

3 過食に走らないように注意する

飲み会でもお酒を飲まない人は食べる人が多いように、お酒を断つと口がさびしくなり何か食べたくなってしまいます。酒で太ることはないのですがカロリーオーバーで太る可能性が考えられます。そうなるとせっかくのダイエットも上手く行きませんので、良く噛んで食事をするなどして必要な食事量でお腹を満たしましょう。

4 熱中できるものを見つける

お酒が大好きな人はお酒が趣味みたいなところがあります。ですからお酒をやめるのが苦痛なのですが、お酒以外にも楽しめる何かを見つけてしまえば、夕ご飯を食べ終えたらそれに熱中するとお酒を飲む気もなくなります。
例えば、テレビゲームをしてみるとか、インターネットに没頭するとかでも良いです。アクティブな趣味であればご飯を食べて少し休んだらウォーキングに出かけてみるとか、銭湯に行くとかでも良いです。お酒を飲んだらそれができないくなりますのでそういった趣味に没頭できれば完全に止めることができます。

参考文献

短大生のダイエット経験及び食生活と体調に関する調査

アルコールに関連した医学的問題(PDF)

(ビール)の効用(ビール酒造組合)

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