いちごダイエットの効果効能!低カロリーで栄養価の高いレシピとは?

さて、果物は樹木から実るものです。それに対していちごはバラ科の多年草で、食用とされているのもは花托(花床)であり果実とはいえません。ちなみに、いちごの中の果実は表面についている種子のようなものです。これを正式には痩果といいます。

ケーキやお菓子などに使われる甘い果物ですので果物のように思われることが多いですよね。けれども畑で栽培したり、草から実る植物でありますので野菜として分類されることもあります。

そんな、甘いいちごを使って健康なダイエットを実践できるとすればどうでしょうか?バナナダイエットやりんごダイエットなら一般的ですが、いちごダイエットはあまり耳にしませんよね。そこで、今回はいちごのカロリー、栄養価、効果効能、ダイエット方法などを解説させていただきたいと思います。

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いちごのカロリーや栄養価について。

では、まずダイエットを行うのであれば気になるのがカロリーですよね。甘いのでカロリーが高いようにも思えますが意外と少ないもので100gあたり34kcalしかないのです。三大栄養素も、タンパク質(0.9g)、脂質(0.1g)、炭水化物(8.5g)となっております。

もちろん、品種や糖度によっても多少炭水化物は変わってくるかと思いますがそれでも低いものですね。ちなみに、GI値は29なので血糖値は急激に上がるといことはないです。いちごを含めたベリー類は基本的にGI値は低めになっております。

しかし、やっぱりあまりにも甘いいちごはもしかしたら血糖値が上がるかもしれません。ベリー類ってそもそもが甘いというよりも酸っぱいものです。僕の実家にもいちご畑があるのですが全く糖度をいじってはいません。というか、畑の隅に少しだけいちごが並んでいるだけなので本当にほったらかしでできているような感じです。

これを収穫して食べてみるとわかるのですが甘いというよりも酸味がものすごく強いんですね。こういうものがやっぱりスイーツではなくナチュラルの本来あるべき果物なのかな。と思いましたね。ちなみに虫たちもたくさん寄ってたかっていちごを食べてしまいます。それだけおいしい自然の味ということなのかもしれません。では、栄養価はどうなのでしょうか?簡単にまとめてみました。

いちごの主な栄養成分(100g)
ビタミン ミネラル
ビタミンA 1μg カリウム 170mg
ビタミンE 0.4mg カルシウム 17mg
ビタミンB1 0.03mg マグネシウム 13mg
ビタミンB2 0.02mg リン 31mg
ナイアシン 0.4mg 0.3mg
ビタミンB6 0.04mg 亜鉛 0.2mg
葉酸 90μg 0.05mg
パントテン酸 0.33mg マンガン 0.2mg
ビオチン 0.8μg ヨウ素 1μg
ビタミンC 62mg モリブデン 9μg

このほかに食物繊維が1.4g含まれております。全体的にみるとそんなに栄養価が高いというほどのものではありませんよね。ダントツに葉酸、ビタミンC、モリブデンが多いです。それ以外はこれといってたくさん含まれているものはありませんよね。

特に、いちごのビタミンCは果物の中でもトップクラスでありまいていちご1粒でおよそレモン半分のビタミンCを摂取することができるのです。葉酸は貧血予防や妊婦の方には摂取していただきたい栄養素です。妊娠時は1日480μg、ひ妊娠時は240μg、男性は240μgの摂取が必要です。

男性はあんまり関係ないと思われているようですが実際男性が葉酸を欠乏すると染色体異常の精子がつくられる危険性がありますので他人事ではなくしっかりと葉酸を摂取するようにしましょう。ダイエット成分ではモリブデンがありますね。こちらは糖質や脂質の代謝の補助として活用できます。

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そうですね。そう考えるといちご自体は素晴らしい栄養素が揃っているのですがダイエット成分はあまり含まれていないのでしょうか。とはいうものの、カロリー、糖質が低いという時点でダイエットに活用することができますのでその方法についてお話ししたいと思います。

いちごを使ってダイエットを行うとするのであれば。

ダイエット成分があまり含まれていないのでいちごを食べたところで痩せるのは難しいです。けれどもカロリーや糖質が低いため置き換えダイエットとして活用することができます。まず、普段間食にお菓子を食べている人であるならそれをやめていちごに変えてみましょう。

たとえば、毎日、ビスケットをバリバリと食べるのであればそれをいちごに変えるだけでも大幅にカロリーを抑えることができます。もちろん脂質や糖質も摂取しなくなりますのでこれだけでもダイエット効果が期待できるわけです。

もうひとつが、フルーツダイエットの要領で食前にいちごを食べることです。そうすることで栄養が取れるのでご飯の量をいつもの半分にしたとしてもお腹が減るということはないかと思います。もちろん、その代わり、いちごも、ごはんもしっかりと良く噛んでください。

果物はほとんど水分でできており非常に消化がよいためあまり噛まなくても消化不良を起こすなんてことはないのですが消化酵素を無駄使いしますのでしっかりと噛んで食物を細かく砕き消化も良く満腹中枢を刺激しましょう。これによりお腹も膨れてくれます。

いちごの栄養価を高めるレシピとは?

いちごの優れている点はビタミンC、葉酸、モリブデンが多いというところです。美容健康には良いかもしれませんがダイエット成分が少ないです。それを考えて栄養価の高いアボカド、マンゴー、ナッツ。そして手軽に手に入る果実の中でおすすめなキウイフルーツ、パインといったものを混ぜてフルーツポンチを作ればよいのです。これにより、ビタミンB群だけではなくそのほかのビタミンやミネラルを摂取することができます。

しかし、もしフルーツポンチを作るのであれば注意点があります。フルーツポンチってのは果実や缶づめを混ぜて最後に甘いシロップやサイダーを入れるのですがそれはダメです。なぜなら、シロップやサイダーには砂糖がたっぷりと入っております。

これにより、急激に血糖値を上げてしまいますのでダイエットにはオススメできないのです。ですから、砂糖の代わりとなる羅漢果糖であれば甘いのですが血糖値は上昇しないのでダイエットや健康にもオススメなのです。スーパーへ行くと比較的高いですがラカントSというものを使いシロップを作りましょう。

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