組織においての役員選出は中々難しいものがありますよね。今回は学校でのPTA役員を取り挙げます。PTA役員選びのチェックポイントや注意点などをご紹介します。
PTA役員選出の悩みポイント
トラブルの少ない選出方法
いろいろと調べますと、アンケートが 主流になっているようですね。例えば、「来年役員を受けて下さる方」というアンケートを配布。そこで家庭事情により、出来る・時々出来る・出来ないという さまざまな答えを参考にするというものです。何よりも役員になりたくなるようなPTA活動が出来ているのか!?というのが、根本問題です。かなりの高い ハードルです…。
他には、投票というのもあります。こちらは選挙と同じく投票用紙が配布され、「役員をやってほしい人」の名前を記入します。同じメンバーになりがちという難点もありますが、投票数が多い人が決定!とはならず、辞退したい場合、理由を述べられる場に早変わりします。
くじやじゃんけんは早期選出法にはなりますが、押し付け合いになってしまうというデメリットもあることを考慮して下さい。
決まらない場合はどうする?
どうしてもやり手がいない場合は、PTA活動の縮小を図るなどその学校、地域に合わせて話し合うことが肝心です。そして、気楽な気持ちで「出来る範囲で活動する」ことです。より良い環境づくりを心掛けて、何においても楽しく出来ることが大事ですから、そのように築いていきましょう!
スムーズに決めるための3つの注意点
1.活動内容を把握する
どのような組織で、どのような仕事が、どのような時にあるのかなど、活動内容を明確にすることが重要ですね。訳もわからずというのが一番困惑する元になってしまいますから。どうしても「PTAは大変である」という悪しきイメージがついているので、「こういうものなのですよ」と詳しく説明する必要があると思います。やはり説明会を開くことは、何においても大事です。さまざまなトラブルのもとは、わからないままの状況で事が進んで行くことの不安にあると考えます。いかがでしょうか?
2.参加を強要しない
現 代社会は働き方も多種多様です。共働きの家庭もあるでしょうし、シングルの家庭もあります。働く場もパートあり、派遣あり、自営業ありとさまざまです。そ うした時に「こうでなければならない」と決めつけたような役員仕事や時間的な制約があれば、自然と遠ざけてしまうのも無理在りません。
“それぞれの時間の良い時にご参加下さい”と始めから参加のハードルを下げておくことで、この時間が空いたので、何か自分に出来ることを協力出来たらとか進んでの参加意欲が出て来るかも知れません。
3.子ども中心の在り方を考える
あくまでも前記したように、子どもの成長を見守り、助けることを目的としていますので、大人同士のお付き合いは軽いものにする方が良いでしょう!
こうしたさまざまな「会」でのお決まりの1つに「人付き合い」が絡んできます。どの場でもイヤな人はいますから。何よりも子どもにとってどうあるべきかを常に考えながら活動していくことに重きを置いておけば少々のトラブルは未然に防げるものだと思います。
あとがき
PTAというのは学校と保護者と子供たちとを結ぶ活動だと思います。こうした活動に参加する中では、やはり和を持って協力し合うことが大事となります。大人の事情は後回しにすることで、大体の問題に対処出来る気がするのですが・・・。
余談ですが、今年は免れても中学生まで役員は付いて回ります。「役員は早くにした方が良い」との意見もあります。2年間くらいですから、小学1・2年生の内に引き受けるというのも手なのですね。そこでもう自分は役員経験ありとなりますから。トラブルにならないようにお互いが理解しあって参加してまいりましょう。
コメントを残す