いちじくのカロリー・効能と効果のある食べ方を教えます!

いちじくは、世界最古のくだものといわれ8つの効能・効果があります。いちじくの8つの効能と効果的な食べ方について考えてみましょう。また生のいちじくとドライのいちじくについてそれぞれの食べ方についても詳しく紹介しましょう。

いちじくとは?

いちじくはアラビア半島原産のくだものです。キリスト教では、りんごとともに禁断のくだものといわれています。日本には、江戸時代初期に入ってきました。

いちじくの8つの効能・効果

sp1

いちじくには食物繊維、ビタミン、ポリフェノールなどじつに多くの成分がバランスよく含まれています。

1.胃を健康に保つ

タンパク質を分解するフィシンの働きで胃もたれや二日酔いなどを予防します。

2.目の健康とアンチエイジング効果

アントシアニンが含まれています。アントシアニンのほかにも多くのポリフェノールが含まれており抗酸化作用で肌の健康や目の疲労回復が期待できます。

3.コレステロール値を下げる

食物繊維のペクチンが含まれているので悪玉コレステロール値を下げる作用があります。

4.糖尿病の予防

ペクチンは血糖値をコントロールし、急激な血糖値の上昇を抑えることができます。

5.便秘の解消

ペクチンは乳酸菌を増やし、強い粘性で腸内の有害物質を吸着し体外に排出させます。

6.高血圧の予防

いちじくに含まれるカリウムは、ナトリウムを排出させることができるので血圧を下げ高血圧の予防になります。カリウムはとくに乾燥いちじくに多く含まれます。

7.むくみの予防と改善

カリウムは、体内の余分な水分を排出させる働きがあります。

8. がん予防効果

いちじくに含まれるベストアルデヒドはがん予防に効果があるといわれています。

いちじくのカロリーはどれくらい?

いちじくには生のものと乾燥いちじくがあります。生のいちじくは100gあたり54kcal、乾燥いちじくは100gあたり291kcalです。

乾燥いちじくは、いちじくに含まれる水分がなくなり栄養が凝縮されるためにカロリーも生のいちじくの約6倍になっています。

参考資料)文部科学省 食品成分データベース

旬のいちじくの効果的な食べ方

一番おいしいのはやはり旬のいちじくを生で食べることでしょう。いちじくの旬は夏から秋にかけて(8月から10月頃)ですね。

よく熟したいちじくを食べる

いちじくは、完全に熟していないものを食べると胃腸を壊してしまうことがあるので完熟したものを選びましょう。よく熟れたいちじくは、おしりの部分が割れている、つけねのところまで色づいているものです。

購入したらすぐに食べる

生のいちじくは傷みやすいのですぐに食べることをおすすめします。おしりの部分が割れていればそこからつるんとすぐに皮をむくことができます。保存する場合は、冷蔵庫に入れ数日で食べきるようにしましょう。

ジャムやコンポートもおすすめ

食べきれないときは、ジャムやコンポートにすると生よりは長く保存することができます。

一日3個くらい食べると効果的

ダイエットや健康によいといわれるいちじくですが、食べ過ぎると下痢になったりすることがあるので注意が必要です。一日3個くらいまでにしましょう。

sp1

ダイエットをしているときはバナナやヨーグルトなどを組み合わせて食べると効果的です。元来いちじくは低カロリー低糖質のくだものですが、腹持ちがよくありません。ほかのくだものなどと組み合わせることで腹持ちをよくするといいですね。

生のいちじくは朝食前に食べるのがおすすめ

生のいちじくは朝食前の空腹の時間に食べるのがおすすめです。空腹の状態なので体内に入った栄養素がすぐに体に吸収されます。また糖質もすぐに分解されてエネルギーに代わるので太りにくくなります。

乾燥いちじくの効果的な食べ方

アンチエイジングや更年期など女性ホルモンを正常に保ってくれる効果を期待するならやはり1年を通していちじくを食べたいですよね。でも生のものは傷みやすく旬の時期しか食べることができません。そこでおすすめなのが乾燥いちじくを食べることです。

栄養が凝縮されている

乾燥いちじくは、水分が少ないので栄養が凝縮されています。食物繊維は、約10倍になります。このほかカルシウムやミネラル、ビタミンなどの成分が生のいちじくよりも大変多く含まれます。

カロリーが生のいちじくよりも高い

乾燥いちじくのカロリーは生のいちじくの約6倍と高いので食べ過ぎないように注意が必要です。とくにダイエット中は要注意ですね。

一日2,3個が目安

乾燥いちじくは皮をむく必要もなく手軽に食べられますよね。ついついたくさん食べてしまいそうになります。でも乾燥いちじくは、とてもカロリーが高いので食べ過ぎると栄養をとりすぎてしまいます。また食物繊維が多いので下痢などの症状が見られます。一日に食べる量の目安は2,3個くらいでしょう。

おやつの代わりに食べると効果的

乾燥いちじくは、たくさん食べることはできませんがしっかり噛むことで満腹中枢を満足させる傾向にあります。そのためケーキなどのお菓子の代わりにおやつとして食べるといいですね。

体を冷やさない乾燥いちじくは生のものが手に入らないときは朝食で食べてもいいですね。

まとめ

優れた栄養素がたくさん詰まっているいちじく。たくさん食べたいところですが、やはり食べすぎは体の不調につながります。食べ過ぎないようにすることそして続けることが大切ですね。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2020

スポンサーリンク

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です