お刺身ダイエットとはどんなダイエット方法なの?
これはお刺身好きな方にとっては朗報かもしれません。もし、お刺身を食べて痩せることができるのであれば実践したいと思いませんか?実はお刺身を活用したダイエット方法がございます。
それは、一体どんなダイエット方法なのか?それは簡単で、糖質の一部をお刺身に置き換えるというシンプルなダイエット方法です。以前、肉食ダイエットの方法をご紹介しました。
ダイエット方法自体はこれと非常に似ているというか、肉をお魚に変えてしまうだけです。つまり、本質は一緒で、「お刺身を活用し糖質の摂取を抑えるというものです。」
お刺身は低カロリー高タンパクで体を綺麗にする
獣肉は人間の体温で溶かせない?
肉食ダイエットよりもお刺身ダイエットをオススメする理由は、やはり体に負担をかけにくいというところです。例えば、20代、30代の若い方ならまだしも、中高年の方々が糖質を抑えるために肉食ダイエットを導入するのはいかがなものか?
糖質を制限してその分お肉を食べるというのは確かにダイエット効果が高いです。しかし、その反面体にも負担がかかるということをお忘れなく。まず、脂が凄いですよね。
牛肉や豚肉の脂にはビタミンB群が含まれているため代謝を促進によいといわれていますが、食べ過ぎは体を壊します。高血圧症、高脂血症、高血圧、脳梗塞、心臓病といった生活習慣病の原因にもなります。
特に日本人の遺伝子は穀物に対応しておりまして、大衆がまともにお肉を食べ始めたのはここ100年経過していません。つまり、遺伝子も獣肉に対応できていないのです。
その証拠に、肉の脂は人間の体温で溶かすことができません。牛脂40~50℃、豚脂33~46℃、鶏脂30~40℃と、最低温度であれば間に合う脂もありますが、最高温度では難しいです。
魚の脂にはDHA・EPAが含まれている
このように、人間の通常体温で溶かすことができないため、食べ過ぎると胃もたれを起こしたり、気分が悪くなったりと、悪循環に陥ります。では、魚はどうかといえば、常温で溶かすことができます。つまり、普通に食べても人間の体の中で固まらず、水のようにサラサラと溶けていくのです。
それに、獣肉はコレステロール値を上昇させ、生活習慣病の原因になります。しかし、魚肉であれば、EPA・DHAなどの不飽和脂肪酸が効いて、血中のコレステロール値を下げてくれます。
高いタンパク低カロリー
そして、高タンパクで低カロリーなのもダイエットにはオススメです。特に、アジは100g/121kcalで、脂質がわずか2.38g程度なのです。脂質がすくないという鶏肉でも100g/191kcal、脂質は11.6gもございます。
そうのような意味でも、明らかにダイエットにオススメな食品といえますし、脂がのっているブリやマグロでもその脂が獣肉の脂とは質が違うということを頭に入れておきましょう。
そこそこ食べたとしてもお肉ほどもたれませんよね。
しかし、食べ過ぎはやはり避けるべきこと
では、お刺身ダイエットは肉食ダイエットよりも体に良いということですが、バイキングなどに通って山もりの刺身を食べまくるということや、毎日のようにたくさんのお刺身を買い込んで食べるのは良いことなのでしょうか?残念ですが食べ過ぎはオススメできません。その理由は…
刺身は酸化しやすい
もちろん、肉もこれは例外ではございません。例えば、スーパーでお肉やお魚の値引き品を見ると大体色が変色していますよね。これは酸化を起こしているのです。酸化したお刺身は食べてはいけないとは言いませんが、あまりオススメできません。酸化しているものを食べるということは、自分の体を酸化させるということにもなります。
回転寿司でも長時間回り続けているものは乾いたり、変色してしまいますので、できれば注文していただくようにしましょう。バイキングも山盛りに置いてあるものは酸化していることも多いです。食べるのであれば、長時間放置していない、できれば鮮度の高いものをオススメします。
魚といえども動物食
確かに、獣肉よりは人間に適合しているとはいえますが、それでも脂の摂り過ぎはやはり体に負担をかけます。アイヌなどの魚肉中心の食生活を送っている民族であればともかく、一般の日本人がいくらでも魚を食べて良いということはございません。
では、お刺身ダイエットは成立しないのか?
いいえ、そんなことはありません。肉食ダイエットもそうですが、要するに食べ過ぎるという行為がNGなわけです。1食当たり10切れ程度のお刺身であればそんなに気にするほどのことではないでしょう。
それでもお腹が満たせないというのであれば、豆腐など満腹感を得られる別なタンパク質を摂取してダイエットに取り組むと良いかとお思います。また、魚に関してもできれば鮮度が良く安心安全のものを選ぶと尚良いです。
そしてもう一つ注意していただき他のは水銀です。特にマグロ、カジキ、クジラ、こういった魚肉類には水銀が多く含まれていますので食べ過ぎには注意しましょう。逆に、アジ、イワシ、サンマ、シャケなど一般的に購入できる魚は水銀が少ないのでオススメします。
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