腕立て伏せで呼吸を合わせて消費カロリーを高めるダイエット方法!

腕立て伏せは筋力トレーニングであり、有酸素運動ではなく無酸素運動のため脂肪燃焼効果というものはそこまで大きく期待はできないかと思われます。しかし、やり方によっては脂肪燃焼も可能です。たとえば、腕立て伏せを行ってある程度パンプを感じたらその周辺の個所の脂肪代謝が上がっています。

その状態で有酸素運動を取り組むと代謝が上がった個所が燃焼されやすくなります。このように筋トレと有酸素運動を組み合わせれば痩せやすくなります。また、呼吸をうまく取り入れるだけでも有酸素効果も多少ですが期待できます。

それに、ベンチプレスではとくに呼吸は重要です。力み過ぎて呼吸が止まってしまいますと血圧が上がりますので体に負担をかけます。最悪の場合失神することもあります。もちろん、腕立て伏せ程度ではそのようなことはないとは思いますし、無呼吸で実践するものもあります。

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そこで、今回は腕立て伏せを行う際にどういった呼吸の仕方をすればよいのか?無呼吸の腕立て伏せはどうなのか?これについて解説したいと思います。やはり筋トレは乱暴にやるよりも一つ一つ丁寧に負荷をかけながら安全に行うのがベストと言えるでしょう。

どうやって腕立て伏せと呼吸を合わせればよいのか?

まずは、基本的なことなのですが、力を入れる時は息を吐く、力を抜くときは息を吸うようにします。ですから、腕立て伏せの場合力が入るのは上体を挙げるときです。この時に口から息を「スーッ」と吐きます。一方、上体を落とす時は力を抜くので今度は鼻からゆっくりと息を吸いましょう。

僕はヨガ、中国武術を習っておりましたので呼吸法については人より詳しいです。たまに吸うときも口で良いのでは?と聞かれることがあります。しかし、口で呼吸をすると体力を消耗しやすくなりますのであまりオススメはしておりません。

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プロのランナーをみてもみなさん口は閉じています。学生のランナーをみると口をあけながら走っており疲れて辛い顔をしているのを度々見かけたりします。そうなのです。息を吸うときに口ではなく鼻にするだけでずいぶん体力を温存することができます。

特に、持久力を向上させるために腕立て伏せを行うのであれば回数を多くやりたいですよね。もちろん、筋力のバテというのもありますが、それ以前に心肺機能の面で体力が続かなかったら効率が悪いので必ず鼻呼吸を意識しましょう。

ちなみに、腕立て伏せの消費カロリーは1分間で4.22kcal、1回あたり0.42kcalとなっております。ダイエットで考えたとしたら100分間続けてようやく422kcalとなりますが、腕立て伏せを100分も続けられる人はなかなかいません。

そういった意味ではメインの痩せるためのトレーニングとしてはやはり効率が悪いです。あくまでも腕立て伏せは筋力トレーニングとし、他に有酸素運動などを活用してダイエット効果を上げていくというのが一番効率の良いやり方と言えるでしょう。

無呼吸で腕立て伏せを行うのはどうなのか?

無呼吸腕立て伏せとは息をとめて腕立て伏せを行うことです。幸い腕立て伏せというのは負荷がそこまで大きくないため圧力がそこまでかかりません。つまり息をとめたところで失神するということはまず考えにくいです。

もちろん、ずっと止めておくことは不可能ですが、たとえば、「10秒止めてその間に腕立て伏せ」→「腹式呼吸で呼吸を整える」を繰り返すトレーニングであれば心肺機能を向上させることができます。慣れてきたら少しずつ息を止める時間を伸ばしていくのです。

こういった無呼吸トレーニングであれば取り入れている方もいますね。しかし、どちらかといえばあまり初心者向けではありませんのでまずは一定の動作と呼吸を合わせることに慣れていきましょう。その上でこういったものにもチャレンジすると良いですね。

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