世界最大のイリエワニ 人食いでも好かれる天敵がいない頂点捕食者。

さて、イリエワニといえば、世界第大級のワニで、生息地は主に、インド、インドネシア、オーストラリア北部、カンボジア、スリランカ、ソロモン諸島、パプアニューギニア、バヌアツ、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシアといったところです。

主 に、こういった地方の、汽水域、入江、三角洲のマングローブに住んでいます。つまり、海水と淡水が交わる辺りです。もちろん、生息地によっては、湖畔、河 川上流にの生息が確認されていますが、イリエワニの能力の一つとして他のワニと異なるが、入江、三角洲から海へ入り海流を渡り外国へ移動することができる ため、体が淡水にも海水にも耐えられるようになっています。

ですので、もともとはインド、インドネシア等の東南アジアに生息していたもの が、オーストラリア周辺まで生息地域を広げています。日本にも奄美大島、西表島、八丈島で発見されたことがあります。つまり、海流を渡ってどこでも移動し てしまうのですから凄いですよね。でも、海と言えばサメ、サメとは激突したことは無いのでしょうか?

どっちが強いのか?それも気になります よね。オーストラリアの入り江に生息する、推定年齢80歳のイリエワニ(愛称:ブルータス)全長5.5メートルが過去にこちらも人食いで有名なホオジロザ メに体を傷つけられ、そのリベンジで体長およそ1.5メートルのホオジロザメを捕食したことが話題になりました。

こ のように、自分よりも体長の小さいサメであればイリエワニも捕食することが可能だと思いますが、同等の体長であるホオジロザメ、シャチであれば大分苦戦し そうですよね。ホオジロザメもシャチも大きいものであればブルータスと同じぐらいの5メートル位にはなるそうです。まさに、天敵がいない頂点捕食者のバト ルといったところでしょう。

しかし、イリエワニの中では体長5メートル程度は普通なのです。2011年9月にフィリピン南部ミンダナオ島ブ ナワンにて捕獲されたイリエワニは世界最大の大きさ(6.17メートル)で、ギネス記録に登録されました。このイリエワニ、ある意味凄いもので、捕獲され た時には既に、少女と漁師を食い殺しているのにもかかわらず殺処分されなかったのです。

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普通に考えれば人を殺している危険動物なので殺処分 となるのでは?ところが、そのまま、動物園で飼育されることになり観光客から人気になり随分可愛がられていました。ロロンなんて名前までつけられてしまい ました。なんだか皮肉なものですね。少女のお父さん、お母さんはどんなに憎いことでしょう。漁師の方のご家族も悔しいことでしょう…でも、人を食って おきながら動物園では人気者。

 

iriewaniiriewani2出典元:http://animalch.net/archives/10638548.html

い や、しかし、デカイ!飼育員の方、観光客の方と比較しても食べるには余裕の大きさですよね。こんなのホントモンスターです。人間が素手で絶対に戦ってはい けない相手ってこういう奴なんでしょうね。ただ、このように周りはファンでいっぱいになっています。いや、人気っぷりもすさまじい…ところが、 2013年11月10日に死亡しました。地元住民の中では悲しむ声も多かったとのこと。

死因は原因不明の疾患だそうです。ただ、ロロンの死 亡時の推定年齢は50歳ぐらいで、オーストラリアのホオジロザメと戦ったブルータスよりも随分若い。なのに、死亡…ま、捕獲された当初は、牛肉、豚 肉、鶏肉を与え過ぎで太ってしまい、ダイエットにより健康的な体になったといいますが、やはり、動物園で飼育しているとストレスやら運動不足やらで寿命が 短くなるのかも。ブルータスは飼われておらず、オーストラリアの入り江に住んでいますからね。ただ、人は食うけど、人に好かれるなんか不思議なワニです。

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