カレーライスダイエットの効果効能!栄養もカロリーも高く太る?

小学生が好きな給食ランキング第一位はカレーライスといわれるぐらいでありますね。ま、給食のカレーは子供向けに作ってありますからね。また、カレーライスが大好きな大人の方も多いですね。僕の家の近所には「カレーは飲み物」というお店があります。

そこは、いつもサラリーマンや大学生が行列で並んでいるほどの人気店なんですよね。ちなみに1月22日は1982年に学校給食がスタートして35周年を記念して給食のメニューをカレーにすることが決められ全国の小中学校が一斉にカレーが出されました。

これから、毎年1月22日はカレーと日とされています。それだけ日本人はカレーが大好きなわけですが、実際は本場インドのカレーとは全く違う食べ物のようですね。そんな、カレーを食べることでダイエット効果が期待できるってご存知でしたか?

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カレーダイエットは可能か?カロリーや栄養価について。

はい、カレーダイエットというものは実際にあるのですが、疑問点があります。確かにルーの中に漢方が含まれていることからも体には良いものかもしれません。けれども、カレーは結構油とか使っているので相当カロリーが高い気がします。さて、実際のところどうなのでしょうか?もちろん、カレーの種類や調理法によってカロリーが異なると思います。そこで、ポークカレー、ビーフカレー、チキンカレー、シーフードカレーの3つを見ていきたいと思います。

ポークカレー1人前(516.3g)
ビタミン ミネラル
ビタミンA 277.41μg ナトリウム 1576.01mg
ビタミンD 0.1μg カリウム 777.5mg
ビタミンE 2.12mg カルシウム 57.21mg
ビタミンK 19.83μg マグネシウム 59.37mg
ビタミンB1 0.57mg リン 273.28mg
ビタミンB2 0.26mg 1.91mg
ナイアシン 4.54mg 亜鉛 3.61mg
ビタミンB6 0.46mg 0.46mg
ビタミンB12 0.26μg マンガン 1.24mg
葉酸 41.25μg ヨウ素 1.24μg
パントテン酸 1.96mg セレン 3.98μg
ビオチン 3.15μg クロム 3.72μg
ビタミンC 27.83mg モリブデン 83.12μg

カロリーは862kcalとかなり高いです。三大栄養素においては、タンパク質(21.01g)、脂質(26.54g)、炭水化物(129.18g)で、食物繊維は4.7gになります。

ビーフカレー1人前(516.1g)
ビタミン ミネラル
ビタミンA 278.59μg ナトリウム 1576.58mg
ビタミンD 0.15μg カリウム 776.47mg
ビタミンE 2.32mg カルシウム 57.18mg
ビタミンK 21.06μg マグネシウム 58.73mg
ビタミンB1 0.21mg リン 266.98mg
ビタミンB2 0.26mg 2.27mg
ナイアシン 3.41mg 亜鉛 4.95mg
ビタミンB6 0.46mg 0.46mg
ビタミンB12 1.34μg マンガン 1.24mg
葉酸 42.84μg ヨウ素 1.24μg
パントテン酸 1.81mg セレン 3.97μg
ビオチン 3.15μg クロム 3.72μg
ビタミンC 27.2mg モリブデン 83.14μg

カロリーは841kcalですのでポークカレーよりは若干低い程度ですがそれでも高いですね。三大栄養素においては、タンパク質(21.31g)、脂質(24.15g)、炭水化物(129.08g)で、食物繊維は4.7gになります。

チキンカレー/ムルギーカレー1人前(542.6g)
ビタミン ミネラル
ビタミンA 151.28μg ナトリウム 1756.61mg
ビタミンD 0.22μg カリウム 808.42mg
ビタミンE 2.01mg カルシウム 118.23mg
ビタミンK 89.2μg マグネシウム 84.21mg
ビタミンB1 0.27mg リン 381.88mg
ビタミンB2 0.33mg 4.4mg
ナイアシン 8.46mg 亜鉛 4.02mg
ビタミンB6 0.54mg 0.38mg
ビタミンB12 0.54μg マンガン 1.47mg
葉酸 49.32μg ヨウ素 6.02μg
パントテン酸 3.26mg セレン 22.41μg
ビオチン 11.29μg クロム 3.58μg
ビタミンC 14.38mg モリブデン 86.71μg

カロリーは857kcalと高いですね。日本のスーパーで売っているルーを使って鶏胸肉を使うなどすればカロリーも異なるとは思います。三大栄養素は、タンパク質(29.95g)、脂質(35.27g)、炭水化物(97.4g)です。食物繊維は3.47gになります。

シーフードカレー1人前(647g)
ビタミン ミネラル
ビタミンA 53.05μg ナトリウム 1834.89mg
ビタミンE 3.36mg カリウム 570.85mg
ビタミンK 15.98μg カルシウム 85.73mg
ビタミンB1 0.13mg マグネシウム 100.61mg
ビタミンB2 0.13mg リン 379.34mg
ナイアシン 4.72mg 2.26mg
ビタミンB6 0.32mg 亜鉛 3.36mg
ビタミンB12 15.14μg 0.65mg
葉酸 39.47μg マンガン 1.36mg
パントテン酸 1.49mg ヨウ素 14.49μg
ビオチン 10.61μg セレン 45.94μg
ビタミンC 12.16mg クロム 2.26μg
モリブデン 82.75μg

カロリーは738kcalと、シーフードだけあり他のカレーよりは若干低いですね。食物繊維も2.59gとやや少ないです。三大栄養素においては、タンパク質(27.11g)、脂質(17.34g)、炭水化物(113.23g)となります。ポークカレーとビーフカレーはほとんど同じ栄養価ですよね。一方、シーフードカレーは若干低いのかなという印象です。

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カレーダイエットの効果効能

トウガラシとチリパウダー

カレーの中には様々な香辛料が含まれています。たとえば、トウガラシ、チリパウダーといったものにはカプサイシンというエネルギー代謝のホルモンを活性化する成分が含まれていますので肥満の予防や食欲の増進としても効果が期待できるとされています。これにより、血の流れが良くなり代謝が高まります。カプサイシンのサプリメントもありますがこれは運動前に飲むことで発汗作用を高め脂肪燃焼効果が期待できるというものです。

生姜

生姜といえば風邪をひいたときによいものと日本でも古くから親しまれてきたものですが、免疫力を向上する生姜の成分がジンゲロールです。さらに、加熱することでショウガオールとい血行を促進する栄養素が増えるのでこれによりダイエット効果も期待できるとも考えれます。

カルダモン

カルダモンとは口臭予防として活用されていますが、消化器官の状態を整える効果があり、咳や痰を抑えます。さらに発汗作用があり免疫力を高めることも期待できるためダイエットや風邪の予防としても効果的と考えられます。

コリアンダー

飲み会が続いて胃腸の調子が悪いというときはコリアンダーが役立ちます。消化を促し食欲を増やしてくれます。カレーの成分をみるとビタミンC、E、カルシウム、鉄といったものが含まれていますがコリアンダーに多いのです。そのため美容にも良いとされています。

クミン

クミンは脂肪燃焼スパイスでイランのShahid Sadoughi University of Medical Scienceの研究チームによれば悪玉コレステロール、体脂肪を減少するということがわかりました。この実験では88人の肥満女性を二つのグループに分け3ヶ月間の実験を行います。Aグループはクミン入りのヨーグルトを、Bグループは何も入っていないヨーグルトを1日2回食べてもらいました。その結果、クミンを摂取したグループは1日500kcalも抑えることができたということです。

カレーダイエットの効果効能(2)

フェンネル

消化不良の改善や便秘を解消し腸内に溜まったガスを排泄してくれます。ですからお腹がパンパンに腫れているときはフェンネルが有効とされています。また、利尿効果、発汗効果が高くむくみの解消やダイエットに効果的な栄養成分と考えられます。

スターアニス

八角のことで、漢方薬として取り入れられています。食欲の増進や胃の健康を維持する効果が期待できます。ですから、なんだか胃の調子が悪いとか、食欲がないというときはカレーを食べてみると良いかもしれませんね。そのほか、ストレスの緩和、腎機能の向上、エストロゲンの産生などがございます。

シナモン

シナモンは様々な効果が期待できます。冷えむくみの解消、毛細血管の修復と保護、美肌、リラックス、記憶力の向上、そしてダイエット効果です。シナモンに含まれるプロアントシアニジンという成分がインスリンを活性化し血糖値の安定作用があるのでは?研究段階ではありますがシナモンの摂取で血糖値が30%下がったなどというデータもございます。また、脂肪細胞を縮める効果があるため、血糖値の低下とともにダイエット効果が期待できるわけです。

クローブ

クローブは別名「歯医者さんのハーブ」のハーブとも呼ばれておりまして強力な鎮痛効果、抗菌効果で歯肉炎を抑えます。また、クローブのオイゲノールには強い抗酸化作用があるため老化防止、アンチエイジング、発がん防止、動脈硬化などの生活習慣病を予防できる効果が期待できます。そのほか、消化を促すため胃腸を整え吐き気を抑える、体温を上げる効果があるとされていますので体調の悪い時にはクローブは良いかもしれませんね。

オールスパイス

オールスパイスにはクローブと同じくオイゲノールが含まれているため消炎効果や消化機能を促進する効果が期待できます。そのほか、ストレス、緊張からの緩和、結構の促進により美肌、ダイエットにもよいとされています。

ローエリ

フランス語でローリエ、英語でローレル、ベイリーフと呼ばれています。消化器官を助けて胃の調子を良くしてくれます。そのほか、腎臓や肝臓の働きを高めてくれるともいわれています。また、鎮痛剤としても使用することができまして、神経痛、生理痛、リウマチの症状緩和にも効果的です。そのほか虫よけ、血行の新陳代謝を促すためダイエットにも良いとされています。

カレーダイエットの実践方法と注意点について。

以上のことからカレーのルーに含まれる漢方が脂肪の燃焼や代謝の向上において素晴らしい効果を持たされてくれるからダイエット効果が得られると考えられますが、カレーをたくさん食べてダイエットができるのか?というとそれは難しいですね。

まず、カレーライスのライスは糖質ですよね。これをがっつりと食べていたらそりゃ太ってしまいます。ですので、もしダイエットを考えるのであれば一番オススメなのがライスを玄米に変えることです。

けれども、やはり、カレールのためすぎもいけません。なぜなら、市販のカレールーには小麦粉が入っているからです。油も添加物も多いのであまり食べ過ぎるというのはよくありません。ですので、1日あたり1食をカレー玄米にすることです。

それによってご飯を食べるよりも血糖値が上がりにくくなるのでダイエットに効果的と考えられます。通常のカレーダイエットの場合は太っている人の食生活を改善するため、ご飯の量を減らしたカレーをゆっくりと噛んで食べるというものですので効果がそれなりにあるわけです。

だけど、これでは、そこそこ太っている人にはあんまり効果が期待できないと考えられるので少し上級者向けに玄米を使用して良く噛むことなのです。また、カレーを作る時も野菜やきのこを入れて栄養価を高めることが必要になります。また、毎回食材を変えることで飽きなく実践することができます。

市販のカレールーを使うのはできるだけ避けたほうがよいと思えますがなかなかそうもいってられないかと思いますのでできるだけ、玄米カレーで野菜をたくさん使うというのでもよしです。健康志向であれば小麦粉が入っていない無添加のカレールーを使用し、油も亜麻仁オイルやオリーブオイルといったものを使用しましょう。

しかし、カレーの漢方の効果は凄いと思いますがあくまでも微量なのでそこまで強い効果は発揮できません。どちらかというと糖質制限に活用すると良いです。それよりもまずは基本となる栄養素をしっかりと摂取したうえでこういったダイエットに取り組むと良いです。

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