テレビのCMや番組でとんかつを見てしまうと、つい食べたくなりませんか?
揚げ物なので、ダイエット中はなるべく避けた方が良いのは分かっているけれど・・・食べたいものを我慢しすぎるのは良くありません。
我慢しすぎるとストレスが溜まってしまい、反動で余計に食べてしまうことも。
そのため、どうしてもとんかつが食べたい時には思い切って食べちゃいましょう!
そこで、ダイエット中に食べるとんかつについてまとめてみました。
まずは、なぜとんかつを食べると太ってしまうのか説明していきたいと思います。
とんかつを食べると太る理由
とんかつといえば、白米と一緒に食べる人が多いと思います。この、とんかつと白米という組み合わせこそ、太る原因になってしまうんです。
とんかつに使われる豚肉には、脂質が多く含まれていますが、脂質はただ摂取しただけで太るわけではありません。白米などに多く含まれている糖質を摂取することによって血糖値が上がると、脂質が脂肪になりやすいといわれています。
また、とんかつは小麦粉・卵・パン粉で衣を作ってから揚げますよね。衣は分厚いほど油を吸収しやすく、とんかつの場合は何と全体量の約14%ほどの油を吸収してしまうんだとか。揚げ物にはキャノーラオイル(なたね油)が使われることが多いのですが100gあたり921kcalもあるため、油の摂りすぎも太る原因になってしまいます。
このように、とんかつは太りやすい食べ物なのですが、どうしても食べたくなってしまた場合、とんかつの種類でカロリーは変わるのでしょうか。
とんかつの種類とカロリーについて
とんかつといえば、豚ロースや豚ヒレが使われていることが多いです。豚ロースも豚ヒレも、豚のお肉の美味しい部分が使われており、とんかつはもちろん、ポークソテーとしてもよく食べられています。
豚ロースと豚ヒレの場所はとても近い位置にあるのですが、一体どちらの方がカロリーが低いのでしょうか。
- 豚ロース・・・100gあたり263kcal
- 豚ヒレ・・・・100gあたり115kcal
更に、とんかつにするために小麦粉・卵・パン粉で衣を作り、揚げた時に吸収した油のカロリーなどが約200kcalプラスされます。あとはとんかつにかけるソースの量によっても、カロリーは多少前後すると思って下さい。
豚ヒレの方が豚ロースに比べて低カロリーですが、脂身の少ない豚ヒレは揚げた時の脂を吸収しやすいです。そのため、とんかつにした場合はそこまでカロリーに差はないといわれています。
ちなみにですが、とんかつ屋さんでは鶏肉を使用した「チキンカツ」がメニューに載っている場合があります。とんかつよりもヘルシーそうですが、チキンカツによく使われる鶏むね肉は、100gあたり108kcalと、豚ヒレとほぼ同じカロリーになります。
つまり、とんかつはどの部位を食べてもそこまでカロリーに違いはないので、食べたい部位を食べて問題ありません。
ダイエット中にとんかつを食べるポイントとは?
ダイエット中にとんかつを食べる場合は、衣をはがしてカロリー摂取を抑えたら良いという意見があります。しかし、とんかつの衣をはがしてしまってはサクサク感が無くなってしまうので、あまり美味しくないですよね。
そこでおすすめしたいのが、とんかつはキャベツと一緒に食べる、ということなんです!とんかつ屋さんでは、とんかつとキャベツはセットで出されることが多いですよね。実はキャベツには、体の血糖値が上がってしまうのを防ぐ効果があるんです。血糖値が上がるのを防ぐことで脂肪は付きにくくなりますから、必ず一緒に食べるようにしましょう。
他にも、自宅でとんかつを食べる場合、白米も工夫してみてはいかがでしょうか。麦飯はキャベツと同様に血糖値が上がるのを防ぐ効果がありますから、白米と麦飯を混ぜて炊いてみても良いですね!
まとめ
- とんかつと一緒に白米を食べると、血糖値が上がり脂肪が付きやすくなる
- とんかつの種類でカロリーに大きな差はない
- とんかつはキャベツや麦飯を一緒に食べると、脂肪になりにくい
最近、油を使わずに水や熱の力で揚げ物を作ることが出来る、ノンフライヤーの調理家電が注目されていますよね!
とんかつも作ることが可能で、100gあたり約90kcalも抑えることが出来ます。
ダイエット中でもあげ物が食べたい人は、ノンフライヤーの調理家電を使ってカロリーを抑えてみてはいかがでしょうか。
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